日塩もみじラインを走行中...
魅惑的な硫黄臭に誘われてしまった私。
共同浴場に立ち寄りました。
(奥塩原新湯温泉 むじなの湯)
やったぜ、貸し切りだ!
だけど、貸し切り状態でも入浴マナーは大切です。
かけ湯で体をきれいに流してから突入。
硫黄の源泉を堪能後…
あ゛、やっちまった~(汗
気付いた時には、時すでに遅し。
貸し切りをなるべく長く楽しみたい、という気持ちが先走ってしまい、バングルとネックレスを外し忘れたまま入浴w
これでもかと云うほどに真っ黒(*_*;
硫黄成分が強い温泉だと、銀は急激な化学反応を起こしてしまい、一瞬で ”硫化” してしまいます。 ここの硫黄パワーはもの凄く、あっという間に ”まっくろくろすけ” の状態になってしまいました。
銀Ag + 硫化水素H2S → 硫化銀Ag2S
↑ 化学反応的には、こんな感じ...
帰宅後、酸化還元反応で元に戻してやる事に。
用意するモノ
- 鍋
- アルミホイル
- 水
- 塩
- 重曹
まず...
小ぶりの鍋にアルミホイルを敷きます。
その上にアクセサリーを乗せて、水と塩を入れます。
火に掛けて沸騰させます。
沸騰したら極弱火にして、市販の掃除用重曹を大さじ一杯投入。 しっかりとかき混ぜてください。
アクセサリーとアルミホイルがたくさん触れ合う様に、菜箸などでシャバシャバと細かく掻き回せながら、酸化還元反応を促進させます。
必要に応じて、重曹&塩の水溶液を取り換えて煮沸させる事を繰り返してください。 お気に入りの還元具合になったら、鍋から取り出して充分に濯ぎます。
すると...
まぁ、なんという事でしょう(^^♪
ほど良い経年劣化感を残した輝きの復活です
金属磨き剤は表面を削ってるのでピッカピカになりますけど、シルバーには不自然なほど輝いちゃうんですよね。
酸化還元反応はシルバーのアンティークな雰囲気を加減したい場合に、おすすめなやり方です。
面倒臭いけど(笑)
注)硫化させて陰影を表現している彫銀タイプには不向き。
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それでは、次号で
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