土佐の黒潮と清流の旅、帰り道は...
徳島港の沖洲から、オーシャン東九フェリーを使って帰って来ました。
オーシャン東九フェリー(徳島 → 東京)は初めての利用です。 ”シンプルフェリー” というコンセプトも初体験なので、バイク乗り目線でレポートしようと思います。
興味のある方はお付き合いくださいw
沖洲フェリーターミナル
(徳島港 沖洲ターミナル全景 15秒)
バイクの待機場所
バイクの停車位置は、岸壁を右に見て一番左側。
赤いスロープの手前で待機となります。
バイクの積み込み
赤いスロープを登った先の入口を指示されました。
映像&画像でもわかる通り、スロープ入口の真後ろがバイクの停車位置なので、スロープへの進入は ”右に180°ターン” しなければなりませんでした。
ここは注意が必要です。
↑ 坂道に見えるのが、赤いスロープへの進入路。
クルっとターンして赤いスロープを登りますw
↑ 180°ターンする前に見慣れた船尾の乗船口が見えて来て、こちらに行きたくなりますが... この時は船尾からの積み込みではありませんでした。
フェリーに乗り慣れているほど、間違えやすいw
それでは...
しまんと号の船内を見てみましょう
船倉の状況
床はバイク乗りが一番気にするポイントですね。
しっかり写真に撮っておきましたw
床の凹凸はほとんどありません。
方向転換時の不安も少ないでしょう。
タイダウンフックは埋め込み型でした。
これなら、取り回し時に躓く心配も少ないと思います。
フリースペース
オーシャン東九は、”シンプルフェリー” と銘打っています。 シンプルフェリーというだけあって、レストランも無ければ売店すらありませんw
経費の掛かる部門は設置しないけど、”販売機を充実させるから、好きな時に自由に食べてね。” …というスタイル。
なので、冷凍食品が充実していました。
2019年4月22日現在の自販機、これでもかと云うほどアップしときますw
食事系①
食事系②
食事系③
食事系④
つまみ&パン系
その他色々
この他にカップラーメンの自販機がありました。
冷凍食品はパブリックスペースにある電子レンジを使って温めます。 自販機毎にレンジが指定されているので、レンジに設定されている商品名と同じ番号を押せば、失敗する事はない、というシステムになっていました。
- 東京 → 新門司 約35時間
- 徳島 → 東京港 約18時間
長時間の船旅、食事はとても重要ですよね。
食べ物の種類は多いので、飽きは来ないでしょうw
アメニティ自販機
売店すらないので、歯ブラシやタオルのアメニティ類も自販機で販売。 バイク乗りに ”携帯スリッパ(200円)” は本当に助かりますw
大浴場
24時間入浴可能、とても清潔で良い感じw
他にシャワールームもありました。
トイレット
きちんと清掃されていました。 ウォシュレット完備w
トイレとは別に男性用の洗面所もあります。
喫煙ルーム
全室禁煙です。
こちらも清掃が行き届いており、汚しちゃいけないという気持ちになる喫煙ルームになっていました。
リラクゼーション・スペース
BS放送が見放題なだけ。
客室から自販機コーナーへの導線上にあるので、人通り多し... 残念ながら、リラックス出来る状況にはありませんw
客室通路
通路毎に防犯カメラを設置、安心感あり。
客室
2名個室タイプ。
設備はテレビと冷蔵庫だけ、トイレ&バス無し。
座布団はありますけど、テーブルや座椅子も無し。
折り畳み式ベッドですから、ベッドメイクもセルフですw
だけど、2名個室はオーシャンビュー(^^♪
余談ですが...
今回、便利だなと思ったのがコレです↓
折り畳み式携帯スリッパ。
他の会社の船でも販売してたのでしょうけど、気付きませんでした。 シンプルフェリーは自販機にセットされて目立っていたので即発見。
迷わずゲットw
バイク乗りって大抵の場合は ”ブーツ系” ですよね。
船内探索やトイレ、食事や買い出しの時にいちいちブーツを履くのは、超ウルトラスーパー面倒臭い。
風呂に行く時なんかは、裸足で行ってやろうかと思う程w
乗船直後に気付けたので、快適な船旅になりました。
過ごし方の一例
徳島港発、東京港行きの出港は11:20。
中途半端な時間です。
乗船したら、自販機で携帯スリッパを調達w
これで船内を快適に動けますw
部屋着に着替えたら、救命胴衣の場所と...
部屋から避難集合場所への最短経路を確認w
そうこうしている内に、フェリーは離岸を開始。
船内探検に出発w
色々周って...
部屋以外で落ち着けそうな場所を見つけときます。
これ、退屈しのぎの重要なポイントw
その帰り道に... 晩酌の仕込みw
食べ物とビールを一緒に買うのは大変。
寝るまでに飲めそうな量を買い込み冷蔵庫へセット。
冷蔵庫の温度は低めに設定w
出港後、小一時間もしない内にスマホは圏外。
BS放送のドラマや映画、先程見付けておいた落ち着ける場所に行き、死ぬ気で暇をつぶしますw
お風呂は24時間いつでも入れます。
混む前にお風呂に入ってしまい、朝早い下船なので荷物をまとめてから晩酌開始w
後は眠りに落ちるまで飲み食いするだけ(^^♪
シンプルフェリーは自分のタイミングで飲食できるので、とても自由度が高いシステム になっていました。
AM5:10 東京港フェリーターミナル着岸。
お疲れさまでした(^_-)-☆
便利なシステム
自動発券機
ウェブ予約で乗船手続きを済ませておくと、港の窓口に設置された発券機に予約番号を入力すれば、乗船券と必要書類が印刷されて出てきます。 列に並ばずにボタン操作で済んだので、とても便利だと感じました。
【 シンプルフェリー乗船後の感想 】
効率を追求、最低限のスタッフ&設備で運行。
しかし、”トイレや洗面所、風呂場を清潔にキープ” & ”販売機の売切れ補充の対応” は好印象。
好きな時間に飲食できるので、自分のペースで過ごせる。
旅行シーズンでのよくある ”レストラン渋滞” に巻き込まれる事が無い。
効率化を徹底しても、快適さには充分配慮。
シンプルフェリー、アリだと思います(^_-)-☆
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それでは、次号で
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