ブラタモリ仙台 | ありのす

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混沌とした毎日の日記
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最近注目してみているのだけど、金沢とか鎌倉とか奈良とか、行ったことのあるところばかりだし、なのにぜんぜん知らないところが毎回でてくるのが面白い。
以前も書いたけど、やっぱ「旅行番組=観光グルメ番組」という定番を打ち破ってるところがいいよね。

タモさんの興味と言うのは、大体土地の段差とか、用水とか、地質とか、建物の仕組みとか、なんだか地理地質学者か?というような方面に向いているみたい。
だから、私が住みながら「坂が多くて綺麗だけど、自転車で移動しにくい。でも徒歩だと実は近道がしやすい」と思ってた金沢の地形を前田さんも実はうまく利用してた、とかっていうのがわかると、毎回通ってた場所の見方が変わっていいんですねーアップ

今回の仙台も、地震のときに「ここは昔の人がちゃんと考えて地盤のちゃんとした高台を選んでたから無事だった」というのをなんとなく裏付けてくれた感じです。
仙台って平らじゃないの?と思ってた人もいるかもですが、たぶん川のせいで(川のせいでしたね)、河岸段丘になってるので谷とか、段差がおおいというのを聞いて、なるほどーとなっとくひらめき電球
家のすぐそばとか、以前の散歩道とかもばりばり映っていましたがあれ、河岸段丘だったんだな。それは知らなかった・・・。
今の市のど真ん中にも昔の用水が暗渠(フタをした用水)という形でのこってたんですねー。

仙台と言うのは、場所ごとの高さが微妙に違って、川の対岸とか足元に、町を見上げたり見下ろしたりする景色が多いので、まあ面白いかもしれない。
私らは広瀬川という大きい川が流れてるからそうなってるとなんとなく思ってたんだけど汗
しかし一番町(繁華街)に行きながら足元に注目してるのは、やはりタモさんくらいかとにひひ
伊達さんの土地の見立てというのは、数百年たった今でもかなり正しいし、むしろその後の土地開発が、まったく地形に対して理解がなかったということですね。

名取とかユリアゲとか、海側は平らで住みやすそうだけど、やはり人が住んではいけないんだなと・・・むっ