柔道も高校バスケ部も同じレベルで体罰体罰と叩かれる風潮になってきたなあ
まあもちろん、あるよりないほうがいいに決まってる。
私も小学校の卒業式の行進練習のときに(今ってそんなのありますかね?)動きがそろってないということで先生に顔を叩かれたことがあります。
多分それ一回だけだなあ。
だからこそというか、未だに忘れてない
まあそういう思いをしていると、体罰なんぞないに越したことがないとは思います。
ただ、柔道にしても高校の部活にしても、何でそんな簡単に叩いちゃうんだろうと思うんだけど、熱血指導のあまりというのが大半の見方みたいです。
(その割に会見してた指導者の人は結構落ち着いていて回答もしっかりしていて、そんな熱血する感じに見えなかったのも意外だったけど)
昔は昔で、子供のしつけはゲンコみたいなおうちもあったようですよね。
それに愛情を感じるか体罰と感じるかの境目って、私は当事者の信頼関係があるかどうかじゃないかと思う。
で、指導する側はもう信頼関係が構築されてて自分は尊敬されてる存在だと思うから、多少手が出たところで、気持ちは分かってもらえるだろうと(いう甘えがあるんではないかと)
でも叩かれてるほうからすれば、愛情を感じないレベルの信頼関係で叩かれたら納得もしないし、辛いだけなわけだよねそりゃ暴力です。
指導する側が手を出してもいいと思ってる考えがそもそも既に古いのだけど、叩いても何にも言われないだろうという深い人間関係ができているだろうと思い込んでいるのも、既にコミュニケーション不全というか。
深い信頼関係のない社会には、ゲンコしつけもありえないということではないのかな。
口で上手く説明できないから手が出るってこともあるかもしれないな。
どっちにしても海外じゃそんなのもともとありえないようなので、コレを機になくしていくべき。指導者の人は言葉で上手く伝える方法を研究すべき。
というか柔道だけじゃなく、昔問題になった相撲にしても、古くからあるスポーツほどこういう感覚がまだまだ残ってそうで不安ですね。どんな優秀な選手を作るためといえど、人が死ぬような指導の仕方はいいわけがないです。