明日’64を見に行くので、今回はまともに見る。
薬師丸ひろ子さんのお母さん役が、柔らかくって包容力があって、でもしつけはちゃんとしていて、すごくよかった。
預かったよその子も分け隔てなくしつけて育てるって、お母さんの器が必要ですねえ。
当時の町並みとか乗り物とか、CGで細かく作りこまれているけど不自然じゃなかった。
わたしはつい大河ドラマと比べてしまうけど、貧しい生活だけど汚さをかんじさせないって言うのはいいですね。
使い込まれたものが古びているっていうのと、汚れているっていうのはまた別の状態ですから。
で、今更ですが茶川さんが東大出なのにびっくりです。
頭はいいんだねえ。
全体的に何をどうしようという大きいあらすじがあるわけではなくて、小さいエピソードが並んで大きい流れになっていくあたりが、上手く作られてる感じがしました。
個人的には、鈴木オートの子の言動にはいつも爆笑です。「三瓶の真似じゃなく謝りなさい」って、なんじゃそりゃ?みたいな
日本橋の上に今度道路が通るんだよ(首都高)って話でも、「きっと透明のチューブみたいな中を車が飛んでいくんだ」みたいな空想をしてましたが、いやーそうすればなんぼかよかったよね。
ラストのほうになるとご近所中茶川さんのお宅につめかけて、幾らなんでも野次馬多すぎですでも観客?がいるから、緊迫してるシーンもどこか緩い雰囲気だった。
昔はこんなにプライバシーがなくって、お隣のことも何でも首をつっこんで大騒ぎしていたのでしょうか。
まあそれはそうと、一つ残念なのはラストのバンプのED、全部カット
いやたしかに長い曲だけど、せめて触りくらい流してもいいんでないかい。
明日は半分くらいバンプを聞きにいく勢いですけど、そういう向きはやっぱ映画館で見ておいたほうがいいのかもしれない。
Good Luckのほうも聞いた親が、「昔のことをいろいろ思い出した」といっておりますので、そういう曲なのだろうと思います。32歳にして昭和生まれが懐かしい曲を作れちゃうってなかなか凄いね。
勿論私は、癒し系ロックとして受けとっておりますが。
PVもなんかリラックスして演奏しててよかったです。
映像だから格好つけようという意図がかけらも感じられない本当に演奏を楽しんでる感じがしました
さて、今日は映画館の席を予約してこなければ