あんまり興味はなかったのだけど、知り合いの付き合いで見に行きました。
外交官の話なので、ほとんど全編会話が英語フランス語スペイン語混じりで、外国語に関心がある人には興味深いと思います。
私もしょっぱなから、おー!フランス語!(しかも発音がよろしい)と思いました。
あと、追跡シーンとかの町並みが比較的ちゃんと映ってて、アンダルシアやバルセロナの町が大画面で見られたのが意外な収穫でした
あらすじも、まあ案外べたべたしてなくて(恋愛要素が少なく)、込み入ってなくてよかったと思います。
期待しないで行った割には80点かな
見たら絶対、旅行に行きたくなります
黒木メイサって実はあまり好きでもなかったのだけど、外国物だと違和感ないし、ちょっと怪しいくらいの役のほうが光ってる感じがします。
最初のほうで着てる黒いセーター可愛かったなあ。
キャストは全員英語やらスペイン語、フランス語を使ってますが、発音がよかった。
あと、福山雅治がすごい女っ垂らしでびっくりした。これはほとんどファンサービスの域だろうっていう役でしたが、多分本人は断らないと思う、この役なら何しろ出てくるたびに違う女の人といっしょでしたからねー。
織田裕二はもともと怖い顔なので、青島さんじゃなくなったら怖いだけなんじゃないかと(ドラマの振り向けば奴がいる、みたいな感じで)思ってたんですが、男っぽい役もそれなりにこなすようになったんだなあと・・。スペイン語の台詞が無造作でカッコよかったです。
終盤で出てくるアンダルシア地方のなんたらという街の俯瞰と(でかいお城が映ってた)、なんにもない草原のまんなかの家がとても好きな景色でした。
こういうの大画面で見られるって言うのが映画のひとつのよさで、監督はよく分かってると思った。
特に黒木メイサが足をひきずって草原をバックに歩いてくシーンが、意味はよくわからんけど印象的でした。
本当に海外行きたくなりますねー