おはようございます。
昨日は、知人の出版記念パーティに呼ばれました。
でも、その本を紹介しようと思ったらISBNコードがない。発売日が過ぎているのに、ネットでも売っていない。
自費出版?ではないと思うのですが、ちょっとこれは解らないですね。
なので、ご紹介は出来ないです。今度どこかで見かけたらお知らせしますね。
それから、先日書いたマイケル・ヨン氏への妨害の件ですが、一応方が付いたみたいですね。まだ妨害をしてくる可能性はありますが、保守陣営の足並みが揃ってきたみたいです。
当方の工作も功を奏した感があります。しかしながら、資金提供をしてくれるといっていた組織が降りたことで彼の取材が完全滞っております。可能ならということで、寄付をお願いしております。よろしくご検討のほどお願いします。
http://michaelyonjp.blogspot.jp/2015/03/blog-post.html
さて、今日のテーマはパワーゲームです。
パワーゲームというと基本的超大国が行う世界的な外交という感じですかね。
現在は、アメリカが突出していますがが、そこに中国が追いついてきたという印象ですね。
中国の実力は、経済力ではかなりのもの。軍事力ではまだまだなんでしょうが、軍事産業の影響力は圧倒的になってきています。
実際に中東アフリカでの浸透度は、アメリカやロシアをしのぐものがあるようです。
そして、現在は南米にかなりの浸透度を見せ始めています。
残念ですが、我が日本はアフリカ会議を主催している程度で中東地区、南米地域でほとんどプレゼンスは感じません。もっとも、外務省の方が現地であるいは、日本の各大使と連携を取っているのでしょうから、全くプレゼンスがないということはないと思いますが。。。
本来、普通の国であれば、経済力を背景に、軍事力、軍需産業などと一体で外交政策がある訳です。
別に軍事力は戦争のためではなく、それこそどこの国にもある軍隊の交流を通じて、外交をするための存在でもある訳です。外交を行えば、当然ながら各国それぞれの仮想敵国の状況やどの国がどの国と仲が良いか、それはどうして方解るわけです。
日本も最近は自衛隊が、各国での戦闘訓練に参加するようになりましたが、それまではPKO法案を一つ通すのにも大騒ぎしてきた経緯があります。
今回、集団的自衛権の議論でも、現在の官邸の説明は不十分だと僕も思いますが、万が一戦火がマラッカ海峡まで広がったらとか、台湾侵攻が現実のものになったときに自衛隊が全く動かせないなんてことになたったらお笑いぐさです。国民に自衛隊が想定している本当の事態なんて事細かに説明できるわけがないのですよ。そんなこと説明した途端に中国が態度を変えてくる可能性は充分にあるのです。
正直安全保障はパワーゲームです。日本は今の現状では絶対にメインプレイヤーにはなれません。メインプレイヤーになれるのは尖閣諸島ぐらいでしょうか。なりたくも無いし、そうならせてはいけないのですが。
ですが、バイプレーヤーとして日本がカバーすべきエリアは欧州の東端から日本の西側まで全てです。つまり地球でいえば1/3以上を常に監視して、何が起きる可能性があるか常に想定していないといけません。
それを口が裂けても想定の範囲外だったと政府が言ってはいけないのです。知らなくても知ってたといわないといけないのが国際政治の世界だったりしますからね。
ということで、政府が現在計画している中東からアジアにかけてのヒューミント部隊の創設は断固支持したいと思います。
国際政治はめまぐるしく動いています。1年後の事態などは誰も想定できません。もしかしたら、1年後にはどこかで核爆弾が使用されているかもしれませんし、ISILは駆逐されているかもしれないのです。
いずれにしても、仕事の傍らこのあたりは注目していきたいと思います。