おはようございます。
今日はいつもの週末起業関連に事務所に来ております。
また7月になったら点検のポスティングをしようと思っておりますがね。ちっとまだ準備がいりますね。
さて、昨日はとうとう娘とアナ雪を見てきました。娘二人+僕で行ったのですが、夜になると次女がレットイットゴーを口ずさみながら踊っていました。ちょっとかわいかったです。
それから、昼間は国立競技場でブルーインパルスの展示飛行を見てきました。
6機編隊は結構かっこよかったですね。それと、当日のパイロットでは無いのですが、パイロットが3名ほどでサイン会をやっていました。そのサイン会には長蛇の列が。。。多分1,000人以上の人が列んでましたね。
ブルーって人気あるんですね。
昨日の国立競技場は最後の公式イベントで取り壊し前に緩い試合をやっていました。
サッカーはラモスとかが出てきて、のんびり試合。
ラグビーは早明戦やっていましたが、清宮さんとか現在は指導者として活躍している方がプレーしていて面白かったですよ。
まあ、草ラグビーとしては50代だとかなりレベルが低いのでは無いでしょうかね。
さて、今日はとうとう4月の商業販売統計が出たのでご紹介しておきます。
日本の小売販売額、落ち込みは予想以上 消費増税の影響は一時的? 海外メディアは注視
この内容で注目は、やはり小売りの鈍化です。
4月の小売業販売額(全店ベース)は前年比4.4%減の11兆110億円で、東日本大震災が起きた2011年3月の8.0%減に次ぐ大幅減少となった。季節調整値の前月比は13.7%減となり、統計がさかのぼれる2002年以降で最大の落ち込みになった。
ということです。3月は6%以上のプラスですから、それが無かったとしても7%程度の落ち込みというのは天災なども何も無い、4月としては異様に低いのでは無いでしょうか。
1997年の増税時には4%以下の落ち込みでした。このときの後遺症は後からドンときたので、今回が同じようになると、今年は経営者にとっては最悪の一年になりかねませんね。
記事中にもありますが、家電、自動車など幅の広い業種で販売額の落ち込みが見られるそうです。ブランド品などの高級衣料品、化粧品などもあまり動きはよくないって事ですね。
さらに、このところ堅調に推移してきたデパートのマイナス幅は10%越と震災以降最大だったみたいですね。スーパーも減、コンビニは増だったようです。
1人当たりの賃金も3月まで10ヶ月近く連続して落ちています。先日テレビで竹中平蔵氏が給与総額が増えているといっていましたが、1人当たりの所得の落ち込みは痛いですね。
4月の所得は、大手企業が賃上げを表明しているので上がるのか、果たして中書企業が下げて全体的に下げるのかとても興味深いところです。
デフレの結果として、1人1人の所得が下がって、さらにデフレが加速するという悪循環になっているのですが、現在物価は徐々に上がり始めました。もちろん生鮮食料品や燃料光熱費と除いて完全に上昇基調といえるほどの力強いものではなく。円安から来る原料高に伴い価格転嫁が徐々に進んでいるという感じです。また、消費税UPの便乗値上げでじりじりと物価の一部(特に食品)の値上げが進んでいます。(逆に家電は売れないので下がっているそうですが。)
この結果として、人件費が高くなって初めて所得が上がって、デフレからの脱出が成功する事になるわけですが、まだまだ先は長そうです。
今のところ日本経済は弱い様に見えます。
これを刺激するのには、需要を増やすしか有りません。そのためには公共事業以外にも需要を増やす手をどんどん打たないと不味いのです。
ですが、株価だけを上げる法人税現在は何のためのやるのか全く意味不明ですね。さらに、電力改革で電力が下がった国が無い現状を考えると、電力改革で喜ぶのは新規参入してくる電力会社のひとばかり。さらに、ホワイトカラーエクザンプションなどの人経費改革は、どうにも所得を低くしようとしか見えません。
竹中平蔵氏が必死に正社員は守られ過ぎているといっていますが、そんなに正社員の権利を奪い、正社員を減らしたいのであればまず自社で充分実験したらいいのでは無いでしょうかね。まずパソナの社員を全員契約社員にすべきですよ。
いずれにしても、話だけが行われていてまだ施行するかどうか解りませんが、あまり労働者の賃金を下げる議論をいまはやらないでもらいたいものです。
とりあえず様子見ですが、5月も6月も経済が弱いとアベノミクスの大転換が必要になると思います。その時に初めて、日本のデフレからの脱却が行われる可能性が出てきますね。