おはようございました。
昨日は、名古屋駅でお客様と飲んでいました。
最近酒がすっかり弱くなってしまったので、ビール2杯と焼酎3杯ぐらいで名古屋からぐっすり眠ってきました。
家に着いたら、カミさんがアイスクリームを1人で食べてました。もちろん、子供たちは寝ていましたけどね。
いろいろお話をさせていただきとても勉強になりました。う~ん、やっぱり経営者と定期的に話をしないと不味いなと思っております。
さて、今日はタイの実情についてちょっと簡単に書いておきます。
背景に関しては、友人でもあるアニメーター平松禎史さんのブログを読んでください。
タイは以前から結構揺れておりまして、こんな状況になっています。
対立構造: タクシン派 vs タイ・エスタブリッシュメント派
これはどういうことかと言いますと、タクシン氏は首相時代に、東北を中心とした地方の収入をぐーっと引き上げて、完全にタイの地方を味方に付けています。
タイは東南アジアで一番工業化が進んでいまして、タイ国内には日本人が10万以上にいるといわれています。バンコクの日本人学校は数千人の生徒がおり、上海と肩を並べるほどの日本人が住んでいる街なのです。
日本の進出企業も自動車、電機部品、電子関連、衣類、食品など多岐にわたります。そして、バンコク周辺だけではなく、南部のパタヤ周辺、北部のチェンマイなどにも多数の日本企業が進出していて、私もチェンマイのHOYAとかアユタヤ周辺のJVC、富士通、DDKなどに出張でかけたものです。ナワナコンにはシーゲートが有り、中部にはIBMの工場などもあってその辺にもよくでかけたものです。
タイのタクシン派は、赤いシャツを着ており、赤シャツ派とも言われていますが、これはタイの国旗からとってものだそうです。
反独裁民主戦線
これに対して、反タクシン派は、黄色いシャツを着ておりますが、これはタイの国王のシンボルカラーです。タイには曜日ごとにシンボルカラーが有り、プミポン国王がお生まれになった月曜日が黄色い日だというわけです。国王の次に人気がある、プリンセスは水色のシャツになります。
民主市民連合
曜日の色と意味(外務省)
つまりは、今回の争いは、タイの地方対首都の争いでもあります。
また、伝統打破と王族支持の争いでもあります。そして、中国が絡んできており、伝統打破の後ろには中国の存在が噂されています。
というのも、ネパールではマオイストと呼ばれる共産主義者の策動により、王族同士が殺しあいをおこない、最終的には王族が途絶えるという事件が起きています。
中国は日本でも天皇陛下を何とかして追い落とそうと躍起になっており、陛下に対しての様々な方の発言を見ていると中国の影響を受けている人もいるんだろうなと思われることがありますね。
要するに、今回のタイは、軍が断固として王族を守る。王様のために行動すると言うことを宣言しており、実際に市内に軍隊が張り付いて戦時という状況には決してなっていない事が注目です。
中国共産党は、政治的な権威以外の権威をとことん嫌います。民主主義なら、買収などによりどんどん影響力を増すことは可能で、実際にクリントン政権の時には政権中枢まで、中国の勢力が入りました。国務省の機密情報にアクセスした中国情報官がいたと噂されています。現在のオバマ政権も中国の影響下にあるのは明白です。弟が中国人と結婚しているというわかりやすさですがね。まあ、アメリカはさすがに国防総省の中枢までは、中国の毒が回っていないようにみえます。
日本も、タイも同様に中国の影響下にありますが、タイでは王室、日本では皇室があることにより、完全に権力を掌握するまでに至っておりません。
ということで、タクシン氏を使って何とか権威を毀損しようと躍起になっているのですがそれがうまく行っていないということです。
そして、残念ながら民主主義的な選挙をすれば、タクシン派が勝つということで、今回の軍の介入ということになったわけです。
タイの軍隊は、練度や汚職などはともかくとして、王室への尊敬度合いはかなりのものです。以前は、プミポン国王が仲良くしなさいといったらすぐ両派とも平伏したのですが、どうも最近は王様の健康状態も思わしくなく、タクシン派の言うことをきかなさもあり、権威の低下が見られます。そのための軍の介入となったわけです。タイ軍は軍政をよしとしていないので、それなりに政治に秩序が戻ればクーデターを解除すると思われます。
しかしながら、タイも拝金主義が横行しており、なかなか思うようにならないのが現状のようですね。
個人的には、今回のクーデターは、こんな状況ですのでどちらかと言えば、軍の方を応援したくなるのですが、民主主義的に言えば逆なんでしょうね。アメリカもクーデターを非難していますし。
ですが、現地からの情報でも、治安に特段の問題はありません。デモが起きている状態よりもよほど安全ですので、旅行に行く方は是非遊びに行っていただいて、タイを応援して貰えればいいと思います。
ただし、最終的には自己責任ではあります。僕も最終責任は取れませんがね。