あの~、昨日のアクセスは1,700まで行きました。駄文を読んでいただけている方は誠にありがとうございます。ユニークユーザーも1,000越えっていったい誰が読んでいるのでしょうかね。。。
昨日は、次女がインフルエンザの反応が出た!ということで、急遽家からお呼びだしでした。カミさんが、電話してきて早く帰ってこいというものですから飛んで帰ったのです。次女は保育園で38度以上の熱が出たので、急遽行きつけの病院にいったそうです。病院で鼻の粘膜を取られて大泣き。そしたらインフルエンザがAとB両方の反応が出たということで、これは一大事ということだったのですがね。。。
帰ったら次女はもりもり晩飯を食っておりまして、昨日はサバの味噌煮とご飯と豚汁を全部平らげて、ミカン食べて、それからまだ足らないとパンを食べて、アイスクリームを食べておりました。いったいどれだけ食べるんだ!と、そしてすやすや寝て、今朝はお腹空いた!といって起きておりました。朝一番からクリームパンとソーセージパンとイチゴとヨーグルトを食べて、ラジオを聞いて踊っていました。腹ぺこアオムシか?って位食べて元気です。
まあ、熱が出てうなっているよりもいいのですが、全く同情しがいがないかいがないヤツです。
さて、日本では報道はされましたが、もちろん演説の中身にまでで誰も興味をしめしていませんが、実はその中身が素晴らしいのです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000023954.pdf
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0114speech.html (映像もありました。)
一部だけ抜粋します。
【一人ひとりを大切にする日本】
アフリカが、その輝かしい未来を実現するため、日本は、日本ならではの貢献として、何ができるでしょうか。
TICAD V で、あるアフリカの指導者が、こう言ってくれたのを思い出します。
「日本の企業だけだ、働くとはどういうことで、何が労働の喜びか、『倫理』を教えてくれるのは」。
私は感動しました。日本企業と、そこで働く無名の日本人たちが伝えようとしてきたことを、見事に要約してくれた――、そう思えたからです。
日本の会社とは、利益を生む場です。
が、それより前に、学びと、工夫を共にし、苦労だけではなく、喜びを分かち合う場です。
「一人、ひとり」の、内なる動機に基づく努力を、大切にすること。また、命令などなくても努力する人間「一人、ひとり」を、最も貴重な資源と考えること。――それが、日本企業の神髄でした。
日本が成長できた理由も、同じこと。未来を、今より明るくしたい、できるはずだと信じ、努力を怠らなかった無数の日本人、「一人、ひとり」の努力にあったのだと思います。
皆さんに、ご理解いただきたいのは、日本企業がアフリカにやってくるとき、このような、経営の思想を、必ず一緒に持ってくる、ということです。
「一人、ひとり」に力をつけてもらい、創意を引き出そうとする思想です。
例えば、漁船につける船外機を売るとします。漁師の漁撈指導まで、普通はやり
ません。でも、行動半径を広げることを可能にする漁法を漁師に伝授したとすると、回り道でも、船外機の売れ行きはむしろ安定するでしょう。
日本の会社は、そういう売り方をします。カスタマー「一人、ひとり」に、技術をわがものとする、真のエンパワーメントを、自ら図ってもらおうとする思想です。これは、ヤマハ発動機が、モーリタニアで実際にやった方法でした。
ヤマハは、さらに進んで、モーリタニア初となる、造船工場の建設を手伝いました。モーリタニア人を日本に送り、造船技術を習得させました。そうしてできた工場から、この2 月、「メイド・イン・モーリタニア第一号」となる漁船が、晴れて進水の運びです。
「一人、ひとり」を大切にする日本企業がアフリカに来ると、本当の意味で、Win-Win の関係ができます。
受け入れ国に、労働を苦役とみなす価値観がもしあるなら、それは、日本企業と付き合う中で変わります。
「一人、ひとり」の工夫、努力を尊ぶ労働の場は、喜びの場にさえ、なり得るからです。
日本企業が数多く進出した東南アジアの国々で起き、いまなお起きている、静かなる文化的変革とは、私の見るところ、こういう変化を伴います。
日本企業を触媒として、次にこれを経験するのは、アフリカの国々であり、人々であるに違いないと思います。
一緒に来てくださった、日本企業代表の皆さまにも申し上げます。
どうか、アジアで皆さんが長年かけて織り上げた成長のタペストリーを、今度はアフリカの、思い切り明るい色の糸を使って、紡いでいただきたいと思います。
抜粋終わり
これが日本の企業で有り、日本人が働く倫理感です。安倍総理に関して言えばこのように理想は素晴らしいものをお持ちなのです。
ですが、現実問題としては、岩盤規制をぶちこわすとか、TPPは日本の競争力を増すとか、規制緩和をすれば日本経済が強くなるような間違った経済政策を沢山打たれています。今回の増税もそうなのですが、現代社会にとっては、庶民にとっていいことと企業にとっていいことは決して同じではありません。労働力という意味では庶民=企業なのかもしれません。しかしながら、グローバル企業と中小企業の利害は真っ向から対立するようになっています。
完全なる自由化は産業の空洞化を招き日本を弱体化させていきます。現在の日本に必要なのは、適切な規制と国土強靱化、さらに産業の保護なのです。
安倍総理の素晴らしい理念と現実の政策のねじれば、総理の認識にズレがある事から起こるのだと思います。要するにブレインが悪いわけですね。その点を今後は指摘しつつも、なんとか良い方向に我が国が導かれることを切に願う次第です。
なんか我ながら高尚になってしまいました。個人的には、他人はどうでもいいという心情もあります。ですが、国民の皆さんが今よりも豊かになって、国力も充実して、他国からの干渉もなるべく小さく、世界の平和や貧困に貢献できるという状態が私の理想です。
本来の日本にはそのための理念もツールも資金もあるのですが、現実のマスコミとか政治家が良くないので理想になかなか行けないのでしょう。
それは引いては我々国民のレベルが低いと言うことになります。先進諸国のマスコミ(新聞、テレビ)の信頼度は精々2~3割。つまり先進国はテレビや新聞はウソをつくと知っているのに対して、日本はマスコミの信頼度が今でも6割を超えます。10年前は8割もありました。いい加減マスコミを信頼するのは止めて、どこでウソをついているのかを見極める姿勢が大切だなと思うのです。