10年後には9割が倒産の真実 | 53歳 おっさん社長の日記

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このブログはもう8年ぐらい前から書いております。タイトルも入れ替えて、月に数回書いていきたいと思います。コメントは放置でしたが今後は書くようにしたいと思います。

多くの企業が、10年間持たずに消えていくと言われている。


10年以内に、休眠、倒産、解散などをする会社の割合は、90%とも80%とも言われている。


ただ、僕の感覚ではそんなに多くない。


10年どころか、20年、30年と元気に経営している会社も実際には少なくない。


ただ、2つの理由でこの数字が大きくなっているような気がする。


一つは、とりあえず会社を作る。


というのは、会社は20万円もあるとできる。なので、儲かっている会社は節税目的で子会社を作ったり外注先のために、新しい会社を作る。


当然だが経費は2倍使えて経営者はうれしいものだ。


だけど所詮そんなものは一時的なもの。


また副業的に立ち上げる会社などと言うものはそんなに長続きはしないものだ。


もう一つは、とにかく独立といって会社を作ってしまう人たちも多い。


そんな方は、自分が会社の看板で仕事をとっていたのか、それとも実力で仕事をとっていたのか独立してから解るのである。


そして、独立してから、自分が何もできないと言うことに気がつく。


独立すると、本当に全部自分でやる必要がある。社員を雇うとお金がかかる。つまり、お金が外へ出て行くからなるべく少ない人数で経営するのがベストである。


でも、そうするとなかなかアイディアが浮かんでこないし、煮詰まってしまう。社長1人だけの会社など沢山ある。


で、結局くじけてしまう。くじけると本当に簡単に会社は消えて無くなる。


社長が必死に頑張っていないと、会社など本当に海の上に浮かぶ小舟と同じである。必死に頑張っているので、難破もしないし、沈没もしないが、適当にやっていると荒波にあっという間に消し飛んでしまう。


そして、航海の術は、いつのワザだけでは生きていけない。


営業力外食らっても信頼がないと売れない。経理も解らないと資金繰りも管理できない。人にはたらいてもらうのなら、その人を上手く教育しないといけない。


全部あなたの責任である。社員が上手くはたらかないのも、売上が上がらないのも、お客さんが少ないのも全てあなたのせいである。


それだけに、くじけてしまう会社の社長は多い。


僕はくじけないでやり通せるか自信は無いが、何とか1年間以上は持ちこたえた。後はそれを2年3年と続けるだけである。