英語と中国語はにている。 | 53歳 おっさん社長の日記

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このブログはもう8年ぐらい前から書いております。タイトルも入れ替えて、月に数回書いていきたいと思います。コメントは放置でしたが今後は書くようにしたいと思います。

え~、今香港に来ておりまして、今日帰ります。2泊ですから大したところはいけませんでした。


昨日は、深セン(柵の新字)という、香港のすぐ北の中国に行ってきました。


深センは、驚くことに地下鉄ができていました。香港の地下鉄もちょっと便利になっていたし驚く点が何点かありました。


今回は一人で、気楽ではあったのですが、何もすることはないので、結局ホテルのバーで飲んだくれるだけで、何もしませんでした。買い物ものZARAのバーゲンで服を何点かかっただけです。


昨日は久しぶりに、中国本土に入って、中国語で案内をしてくれたMANDYちゃん(24)という河南省出身の女の子と中国語で話をしましたが、苦しくなると英語で話をするというていたらく。。。


そんなことはどうでも良いのです!


今日のテーマは、言語です。


出張すると日本語を話するのは同行者との会話のみ。テレビも英語のニュースをずーっと流しておきますし、相手は大概英語ですからね。


で、いいたいことは伝わるかというと、それは伝わるんですね。


ですが、いつも思うのですが、英語の構造からすると、心情を伝えるのはかなり難しい。これは、僕が英語力がいまいちだからというのもあるのですが、英語の構造的な問題なんだと思うんです。


ですから、事務的なことを伝える5W1Hなんていうのはものすごく得意なんですが、曖昧な心情表現を短いセンテンスで伝えるのは苦手なんですよね。


日本語というのは、小説なんかを読んでいて、それを英語に置き換えるのは結構大変みたいです。逆に日本語で100文字ぐらいかかるのを英語で説明すると10語以内で終わることも多いですね。


つまり、日本語と英語は考え方の視点というか、軸がかなり違うんです。


以前通訳などにいってよく日本人に話をしたのは、あなたのいってることは、これで良いんですね!と、確認しないと通訳できないってことです。主語がないことが多いし、相手にやってほしいのか、自分がやるといっているのか何となくしかわからないことも多いんです。


日本人だと何となく伝わることでも、米国人、アジア人には全く伝わらないってことになります。


つまり、イングリッシュスピーカーは、日本に来ると文化が違いすぎるので疲れるんですよね。


ところが、中国は全く違います。通じるのです。


そこが、米国人などにとっては良いのかな?と思います。文化は違いますが、言語的な構造が似ているので、心情が伝わりやすいんだと思うんですよ。


中国をご話し始めたときは、英語をしゃべっているつもりで、中国語を話していることが結構ありましたので、脳の言語領域も同じようなロジカルで会話を組み立てているんでしょうね。


これが、僕の英語と中国語への印象です。まあ、僕の会話能力とはたかがしれています、できる方の英語にしてもテレビのCMで何を言っているのわからないこともあるぐらいですからね。。。


ということで、日本は良い国だと思うし、世界的な文化を築いていると思うんですが、米国人、中国人には誤解されて伝わりやすいのかな?と思いますよ。


たとえば、日本人の多くは、工場で働くワーカーと工場長は単なる役割と思うと思います。外に出れば、それは別だと。だから、日本人の工場長は中国人だろうと、アジア人だろうと差別しない人が多い。ところが、米国人、中国人は全く違います。人種が違うというくらいの扱いしかしません。


どちらが良いかは、結果だけなんですが、日本人はワーカーに感激されてよく働く良い組織を作れる場合とワーカーになめられて一気に規律が緩むケースが出てきます。自ら下に降りていって仲良くするというのはかなりエネルギーを使うし、リスクを伴うんです。


米国人、中国人はそんなリスクをとりません。だから、ワーカーになめられることはありません。その辺が、現地で仕事をする点で難しいのかもしれませんね。


僕もマレーシアでの仕事してた時に気を遣ったのはその点かな?


言語から文化の話になっちゃいましたね。今日はこの辺で!