昨日は、自由民主党本部と言うところで、面白いの話を聞いてきた。
話し手は、深谷隆司元通産大臣。現在は、落選しておりこのまま政界引退をするのか注目される人物である。
この人の話を聞くのは今回2回目である。話しは面白いし、気持ちをそらさない部分も大きい。
僕も本は読んでいるつもりだが、さすがに読んでいる本のジャンルが全く違うので、推薦する本も意外な本が多い。
ちなみに、僕は自民党には興味があるが、政治に関しては全く興味が無い。今の民主党で、本当に国のことを考えている議員はいないが、自民党にはまだ何人かいると思っているからだ。
ちなみに、言っている事を100%信じているのは、政治評論では青山繁晴さんぐらいしかいない。他は全部偽物だと言っても言い。
青山さんがどう言っているかは、関西の人は関西テレビの水曜アンカーを録画してでも見て欲しい。関東の人は、ネットで探すと出てくるが、関西テレビが新しいものは消して回っているのでなかなかまとまってない。どうしても見たい人は、秘密の場所を知っているのでメッセージで聞いてください。
僕がネットで見ている横で、カミさんがその人こんなまともなことテレビで言っていて暗殺されないの?て言っているぐらいまともな人である。
話を元に戻すが、この深谷氏は、方法論はどうあれ少なくとも国の行く末を真剣憂いている人には違いがない。
彼が言うには、今の政治情勢を招いたのも全て我々国民のせいである。
確かに良い政治家はいない。ほとんど居ない。だから、良い政治家を輩出する必要はあるが、それ以前に良い国民を育てて行かないと良い政治家など生まれようがない。
だから、今は教育が非常に大切である。
そのために、自民党は予算を取って、一般庶民に元大臣が話しをする機会をつくっているわけだが。。。
彼曰く、今の日本にかけているものは、読み書きそろばんである。
古いと言えば古いのかもしれないが、PCだけで生きて居ると確かにめっきり自筆で書かなくなるし、本も読まなくなる。計算も電卓で行う。
これだと、脳が退化しても仕方がない。考える部分だけが発達するわけではなく、全てが同じように発達するのであまり能力が低いところが有ると、それがひきづられて思考能力は落ちてゆく。
先日違う友人が、別の日記で昔の人は、毛筆で手紙を書いていた。その筆使いひとつひとつに気を払っていた上に一度書くと失敗できない。こんな状況で生きてきたのである。
確かに今に比べて不便だったと思うが、だからこそ発達した能力もあったのだと思う。
ともかく子どもの能力を鍛える。これが、今後我々に課せられた課題なのではないかと思う。
本当かどうかは知らないけど、今の親は、子どもに負担をかけない。無理をさせない。重いものを運ばせたり、水の入っている容器を運ばせたりするのを嫌うらしい。
一人でお使いもあまりさせない。書道も、武道もそろばんもあまり習わせずに、学習塾のようなものや、七田式のような天才教育にも熱心だったする。
本当は、生活の中で、体得していくものが大きい気がする。うちの子は、めっきり少なくなった書道教室とそろばん教室にでも入れようかな。。。