税理士、弁護士、社労士の選び方 | 53歳 おっさん社長の日記

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このブログはもう8年ぐらい前から書いております。タイトルも入れ替えて、月に数回書いていきたいと思います。コメントは放置でしたが今後は書くようにしたいと思います。

仕事を始めるときに、必要なのは税理士とのおつきあい。


社労士と弁護士はすぐには必要ない。


ただ、税理士は絶対に必要だと思います。もちろん税務申告なんて誰でもできますからね。いらないと言うのであれば良いのですが、ほとんどの経営者は税務、財務の知識がほとんどないと思う。


大企業以外の経理出身の社長って今までほとんど聞いたことがない。つまり、社長の出身は、営業、研究などの資産部門が多いと思う。


当然そうなると、お金の管理が手薄になる訳です。


うちの会社は、嫁さんに経理をお願いしておりますが、彼女はもうすぐ働けなくなるので、経理担当者を現在採用中です。


経理担当者も重要ですが、本当に重要なのは、税理士かも知れません。


税理士にはタイプがいろいろあります。


1.自分で勉強して独力で合格した方。

2.税務署出身者。

3.その他


1は、まあ独力でコツコツ勉強して数年がかりで税理士資格を取ってこられたタイプ。税理士資格は、弁護士資格や公認会計士と違って、数年にわたりいくつかの教科を分散して合格を取れるので結構ハードルが低いのです。


2は、税務署に何年か勤めると退職金代わりに資格が貰えます。この方は、ハッキリ言って調査に対して非常に強い方が多いですね。税務調査対策が必要な方は雇っておいて損はないと思いますが、必要ない人は通常の税務処理はあまりお得意でない方が多いと聞きます。


3は、実は税務資格というのは面白くて平成14年より前の場合は、法律と経済の修士資格を両方取ると全科目免除という面白い特典がありました。今は少し変わっている様ですが、コレで税理士資格を所得している方もいらっしゃるそうです。


やはりお勧めは、1の勉強して資格を取った方です。


また、独立創業すると、税理士の方からDMが沢山来ますが、税理士は自分で探すのが一番良いです。


ある意味、会社の裏表を全てさらすことになるので、こんなことをやってくれる人が理想です。


1.社員の税務教育 

  経理出身者を雇う訳にもいかないでしょうから、嫁さんや親戚などに経理を任せるわけです。

  ですから教育は、必須になりますが、コレを嫌がるようではベンチャーの税理士失格です。


2.毎月の事務所来訪

  できれば、はじめは資金の手当てや、国などからの借金の仕方の指南などもやってくれるとなお良いです。


3.節税対策

  1年目はともかく、2年目以降利益が出て来たときの節税の対策など知識が有ればある方が良いと思います。


4.ウソのない人間性

  あまり大きなことを言わない謙虚さとウソを言わない人間性が一番大切かも知れません。


ただ、1回で良い税理士にはなかなか巡り会えません。ですから、知り合いからの紹介が一番良いかもしれません。信頼できる社長が信頼している税理士は割と良い税理士が多いものです。


ですから、社長は日頃の人間関係がものをいいます。友人が少ないサラリーマンの方は、是非、異業種でも何でも良いので、尊敬できる経営者のセミナーなどに参加して名刺交換をしてください。その上で、つきあっていけそうな人間を見極めて、友達づきあいをすると良いと思います。


その損得勘定のない人間関係の中からきっとあなたの独立を助けてくれる人脈だ育つと思います。


さいごに、弁護士さん、社労士さんはその税理士に紹介してもらってください。人柄の良い税理士には、人柄の良い専門家の友人が多く揃っているものです。


でも、あなたの人柄が良くないと、結局いい人には巡り会えません。あなたにあったステージの方しかあなたの前には現れないのです。