旅先でもそんな坂道や路地を見つけると嬉しくってしょうがない。
なので・・・台湾へ行くと決まって以来楽しみにしていたのが九份。
台北市内から高速道路を使って一時間程の場所にあるノスタルジックな町である。
個人旅行なら間違いなく朝一番に訪れて誰もいない朝もやに煙る街並を写真に撮るところなのだが
如何せんツアー旅行なので思う様には行かない。
昼食を食べた後、絶好調に人が多い時間帯に九份へ到着した。
ここは一年の内、三分の二以上は雨が降ると言われている場所なのだが、この日は晴天。
ちょっと雨が降ってる方がもしかしたらもっとノスタルジック度が高かったかもしれない。
でもふと見上げると、遥か上まで続く階段。
うわー、これはたまらんわ!!!
ちょっと長崎市内 を思い出すではないか。
うきうきしながら階段をのぼる。
すると・・・
次々と路地が迫り来る。
いい雰囲気過ぎて死にそうだ。
でもさすがに人気の観光地。
観光客の数も半端ではない。
この日は月曜日だったのだが(もちろん台湾は祝日ではなく普通の平日)、
それでも細い路地を埋め尽くす程の観光客で溢れかえっていた。
ここは・・・絶対早朝行くべき場所だ。
ふと目を向けると結婚式の前撮りが行われていた。
幸せそうだこと(笑)
と、一旦ここでお茶タイム。
本当は早く路地を散策したかったのだが、ツアーの行程に入っているとかで無理矢理飲まされた。
が、いい香りに癒されるひととき・・・。
飲んでよかった♪
一息ついた所で本格的に路地散策開始。
狭い路地にはお土産物屋さんがひしめき合っていた
気怠さがなんとも路地の雰囲気にぴったりすぎる。
ああ、もう言葉では伝えられない。
かといって写真でも伝えられないのが悲しい。
もっと写真が上手く撮れたなら・・・。
よし、日本へ帰ったらもっと勉強しよう。
そう思わずにはいられなかった場所だ。
そんな感じで炎天下の下坂道を上ったり下ったりしていると猛烈に喉が渇いて来たので
やたらと目立つ赤い提灯のお茶屋さんへ入る事にした。
ここは宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の湯婆婆のお湯やのモデルになったとも言われているらしく、
中に入ると店のおばちゃんが「千と千尋の神隠し 湯婆婆の屋敷」と思い切り日本語で書かれたポストカードをくれた。
ずっと台湾茶を飲み続けていてそろそろ珈琲が恋しくなって来た頃だったのでアイスコーヒーを注文。
すると運ばれて来たのがこれ↓
これって・・・思い切りピッチャーやん(笑)
大きすぎる(笑)
しかもなんだか泡立ってるし・・・。
喉は乾いていたのだが、さすがに全部飲めなかった。
恐るべし、台湾。