昨日の100カメを観て.. | 富士山に住むカメラ女子

富士山に住むカメラ女子

夏山シーズン、富士山で生活するカメラマンmushです。
2010〜2014年は富士山頂上の山小屋で働き、2015年から御殿場口五合目のトレイルステーションで活動、
2017年からまた富士山頂上に戻り活動しています。
富士山生活歴14年!
SIJ公認SUPインストラクター
最近釣り女子

昨晩の100カメをご覧になった方から

たくさんメッセージいただいています。


撮影のあの日、昨年8月のたった1日。

1日だけで、富士山ではいろんなドラマが起こります。


あの日の神社はとても平和で、

ドーナツの差し入れをいただいたり、スターリンク衛星を見たり...

神社内はとても平和でした。


でも一歩外に出たら、カメラがない場所でいろんなことが起きています。


番組に出た山小屋の1日がまさにリアルでした。

富士山の日常です。


次から次へと登山者が訪れ、

中には「なんでこんな時間に?」って人、多いです。


この時間にいたら、バスの最終までに下山できないじゃないか?

真っ暗になるけどヘッドライトは持っているのか?

山小屋はとっているのか?


そんな人が毎日毎日います。


「なんとかなるだろう」

と軽い気持ちで富士登山される方、かなりいます。


番組では山小屋さんが受け入れてくれていたけど、毎回そうとは限りません。

助けてあげたくても助けられないこともあるんです。


今回テレビで放送できた部分はラッキーな出来事だったと思います。


富士山スタッフはシーズン24時間、いつ何が起きるかわからない中で生活しています。いつキャパオーバーになってもおかしくありません。


登山者にとっても、スタッフにとっても

平和な日々になるよう、


今年も富士山の情報発信を続けなきゃ!と、身が引き締まりました。