昨晩の100カメをご覧になった方から
たくさんメッセージいただいています。
撮影のあの日、昨年8月のたった1日。
1日だけで、富士山ではいろんなドラマが起こります。
あの日の神社はとても平和で、
ドーナツの差し入れをいただいたり、スターリンク衛星を見たり...
神社内はとても平和でした。
でも一歩外に出たら、カメラがない場所でいろんなことが起きています。
番組に出た山小屋の1日がまさにリアルでした。
富士山の日常です。
次から次へと登山者が訪れ、
中には「なんでこんな時間に?」って人、多いです。
この時間にいたら、バスの最終までに下山できないじゃないか?
真っ暗になるけどヘッドライトは持っているのか?
山小屋はとっているのか?
そんな人が毎日毎日います。
「なんとかなるだろう」
と軽い気持ちで富士登山される方、かなりいます。
番組では山小屋さんが受け入れてくれていたけど、毎回そうとは限りません。
助けてあげたくても助けられないこともあるんです。
今回テレビで放送できた部分はラッキーな出来事だったと思います。
富士山スタッフはシーズン24時間、いつ何が起きるかわからない中で生活しています。いつキャパオーバーになってもおかしくありません。
登山者にとっても、スタッフにとっても
平和な日々になるよう、
今年も富士山の情報発信を続けなきゃ!と、身が引き締まりました。