試合に負けた原因の50%以上は親のせいである事実。 | TENNISUMI

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娘が小さい頃はストライダー、小学生になってからは自転車とテニスのネタ、中学生になったらテニスのネタと備忘録。
テニスは目指せ全国大会でしたが、何とか出場が叶ったので、これからは思春期の子供の親としてつらつらと書いています。


まずはこの場を借りて娘に謝りたいと思います。
貴女が昨日の試合で本選に進めなかったのは親である私の責任であり、貴女のせいではありません。

昨日の試合を振り返ると、ミスの大半はボール一個分の微妙なアウトでした。後から写真でフォームをチェックしましたが、悪くないどころかいつもより綺麗なスウィングをしていました。


サーブのフォームを見ても理想的な打点で打っています。それなのに何故に微妙なアウトを繰り返したのか、答えはビデオに隠されていました。試合の途中からサーブの際にシャツの裾でグリップを拭う仕草が見受けられました。いつもでは見られない光景ですが、後から聞いたところによると汗でグリップが滑り大変だったそうです。
前週の試合では寒さで肌が乾燥し、いつものドライタイプのオーバーグリップでは滑って仕方ないということから、急遽ウエット系オーバーグリップに巻き変えたのですが、昨日の湘南は春のような陽気で、Tシャツ一枚でも充分に試合が出来る陽気でしたので、汗かき娘の手のひらは汗でぐっしょりだったそうです。そんな濡れた手でウエット系オーバーグリップを握ったらどうなるか、、、容易に想像ができるでしょう。

彼女がまだ幼稚園児の頃からランニングバイクや自転車のレースに参加していましたが、勝てなかったレースはタイヤの空気圧が少なかったり、ハンドルの遊びが大きすぎたりと、機材に起因する原因が殆どであり、機材を管理する親の不注意が原因でしたが、テニスの選手になってからはそんな教訓を忘れていました。

負けたら、まずは道具を疑え!

これはどんなスポーツにも共通しているはずです。それを忘れて娘を諭してしまいました。ごめんなさい。彼女のスゴいところはどんな時でも果敢にダウンザラインを狙いにいくところであり、ギリギリの状態でも勝負をかけるところであるので、ほんの僅かな誤差が10センチの狂いになったのでしょう。

更に気温の上昇に加え、交換時期を過ぎてテンションの落ちたストリングを使っていたので、いつも通りのスウィングではボールが飛びすぎるのは当たり前です。これからは常に適正なタイミングでストリングの張り替えをする必要性を痛感しました。

まだ5年生では道具に対する細かい認識が備わっていないので、今夜はお詫びも兼ねてゆっくり話し合ってみたいと思います。

昨日の試合で負けたのは貴女のせいではないから安心してください。そして、帯同した親として配慮が足りませんでした。ごめんなさい。

そして、センターラインに叩き込んだフラットサーブは誤審でフォルトにされましたが、確実にインしていましたよ。あのスピードでセンターに打たれたら、インかアウトか判断するのは難しいかもしれませんから。。。

というわけで次の試合を目指して頑張ろう!