むすめに感謝、ありがとう。 | TENNISUMI

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娘が小さい頃はストライダー、小学生になってからは自転車とテニスのネタ、中学生になったらテニスのネタと備忘録。
テニスは目指せ全国大会でしたが、何とか出場が叶ったので、これからは思春期の子供の親としてつらつらと書いています。

土曜日は地区祭なる地元のお祭りがありまして、私も育成委員として出店のお手伝いをさせて頂きました。

朝5:30から娘の朝練に付き合い、その足で七時からテントの設営や、荷物の搬入などで大忙し。

準備が終わったら一旦帰宅をして朝食を取り、シャワーを浴びて着替えてからまた出動!
地区祭は10時から開始ではじめのうちこそ客足は鈍かったものの、直ぐに行列が出来始める。今回もかき氷作りの裏方として入りましたがお客様が途切れないので、手を休めることができず

●発泡容器に入った氷の移動
●氷を袋からだしてアイスピックで半分に割る
●かき氷器用の氷の洗浄
●各種シロップの補充 13本

を一人でこなすとトイレに行く暇すらありません。11時を過ぎると気温と湿度もあがりまさにかき氷日和で、行列はとどまることをしらず。

そんな時に娘が遊びに来た。飛んでひにいる夏の虫(笑)かき氷を現物支給することを条件に、2時間ほどお手伝いしてくれないかを打診したところ快諾。そもそも我が家はイベントの際は企画や運営側にいることが殆どで、3歳の頃から様々なイベント補助をしている彼女にとって、地区祭のお手伝いも手慣れたもの。ブルーハワイ、グレープ、メロン、レモン、ストロベリー、ガムシロのシロップが入ったボトルが残り1/3になる頃を見計らっては、シロップを補充していきます。かき氷を削っているのは小学校の先生方で、いつもは先生と生徒の間柄ですが、かき氷屋台の中では同じ作業スタッフ。タイミングを見計らいながらいい仕事をしていました。

スピーディーに作業をするコツは、シロップが入った紙バックのキャップを開けてから、シロップボトルの蓋をあけて、左手の小指と薬指でシロップボトルを支え、残りの指でボトルの蓋を持ち、その隙間にシロップを注いでいくと作業効率がよくなります。シロップボトルに補充するだけの作業であっても自分なりの段取りを考え、無駄な行動を省くことで作業の効率化を図れます。

そんなことを教えながら、楽しんでかき氷屋台のお手伝いをしていると、かき氷を買いに来た同級生から「かき氷作りの手伝いが出来ていいなぁ」と声を掛けられていました。周りからみると沢山の大人と、小学校の先生方と一緒に働けることが魅力的に見えたのでしょうか。確かにたくさんの小学校が屋台を出していましたが、小学生でお手伝いをしているのはうちの娘だけだったかもしれません。昨年の校舎お別れ会でも唯一の小学生メンバーとして手伝ってくれました。やはり小さいときから親がイベント運営に携わっていると、子どもにも同じような感覚が伝わるのかも知れませんね。

アラフィフの私でさえ若手と言われている環境のなかで、わずか10歳の娘が物怖じせずに堂々と振る舞えているのをみて、ちょっと頼もしく感じました。他の子ども達は親の姿を見ても素通りしていきますが、しっかり手伝ってくれるわが子を褒めてあげたいと思います。

猫の手も借りたいなか、手伝ってくれてありがとうございます。親としてではなく、運営側の一員として感謝申し上げます。

俺のむすめはなかなかやるじゃん!(笑)