買ってはいけない自転車の見分け方 | TENNISUMI

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娘が小さい頃はストライダー、小学生になってからは自転車とテニスのネタ、中学生になったらテニスのネタと備忘録。
テニスは目指せ全国大会でしたが、何とか出場が叶ったので、これからは思春期の子供の親としてつらつらと書いています。

意識の高い自転車乗りが最初に気にかけるのが自転車のメカ部分。特にブレーキはいちばん大事な部分なので、多くの意識の高い自転車乗りは少しでも安全に自転車に乗ることを考えて、最初にブレーキ回りを弄ります。

 
ロードバイクの場合は高速走行時のスピードコントロールを優先したキャリバブレーキ
 
MTBの場合は下り坂や濡れた状態でもしっかり止まれるためのディスクブレーキかVブレーキ
 
シクロクロスの場合は泥々の中でもブレーキが使えるようなカンチブレーキ
 
と用途に応じたブレーキの仕組みがあります。
 
そしてメーカーやグレードに応じてブレーキのフィーリングも変わってきます。個人的には最初にじわじわっと効いてから、あとはブレーキレバーの調整でギューっと止まれるものが好きですので、シマノの真ん中のグレードのものを使っています。
 
自転車の基本は走る、曲がる、止まるですからブレーキの役割は大切です。ところが意識のない人が乗る自転車の多くは、性能はさておきコストダウンすることを優先に、まったく効かないブレーキがついていたりします。
 
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ほとんどのママチャリや子供用自転車についているのがこのタイプ。ホイールを挟むアームの部分が貧弱で板状になっています。
 
このタイプのブレーキは時速20キロ以上だすと恐ろしいほどに止まりません。さらに雨が降っている日はまったく効かない。とてもじゃないが怖くて乗れたものではありません、
 
まっとうな自転車にはこんなブレーキがついています。
 
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かなりいかついガッチリはさた構造で、写真で見るだけでも頼り甲斐がありそうですが、最初からこのタイプのブレーキがついている自転車は、かなり安全性を意識して作られていると考えていいはずです。
 
ちなみに後からこのタイプのブレーキに交換することも可能ですが、街の自転車に頼むと前後で工賃含め一万円以上かかるかもしれませんので、最初からついている自転車を買ったほうがお得といえるでしょう。