業種属性・顧客属性・技術属性で第二創業ビジネスを考える前提条件 写真館経営コンサルタント 井口章 | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

お世話様でございます。写真館経営コンサルタント 井口です。

 

最近の数年では、婚姻数・出生数の減少の未来を考えて、

 

業種属性での本業強化

 

顧客属性・技術属性で第二創業の発想で新たなビジネス付加

 

というお話をし続けています。

 

業種属性での本業強化は、取り組みやすさもあり、いろいろなご支援先様で進んでいます。

 

シニアフォト専門スタジオ、ペット専門フォトスタジオ、ロケフォト・ウェディングなど、

 

部門売上0を0.5や1にする、または0.5を1や2にする取り組みです。

 

ところが、なかなか進まないことが第二創業の発想での新たなビジネスです。

 

ECや飲食店FCを活用される方もいらっしゃいますが、ごく一部の方のみです。

 

なぜ進みずらいのかをしばらく考えていました。

 

経営理念や最近よく聞くようになったパーパスを明確にされている企業が少ないことが進みづらい要因の一つだと気づきました。

 

経営理念)どんな企業活動を目指すのか、何のために企業活動をするのかという、自社の経営の在り方

 

パーパス)社会における企業の存在意義

 

経営理念として、例えば「事業を通してご家族の笑顔と幸せを創る」を掲げたとすれば、

 

「ご家族の笑顔と幸せを創る」ことの出来るビジネスと考えれば、選択肢は広がり、経営理念に則った展開が出来ます。

 

パーパスとして、例えば「婚姻数の減少、出生数の減少の社会において笑顔で幸せなご家族を増やす」を掲げたとすれば、

 

「婚姻数・出生数の減少に対して幸せ家族を増やす」ことの出来るビジネスを考えれば、選択肢は広がりパーパスに則った展開が出来ます。

 

業種属性・顧客属性・技術属性から、さまざまなビジネスは考えられますが、

 

その中から何を選択すればよいのかは、「経営理念」や「パーパス」という前提条件があれば、向かうべき方向が見えるのだと考えます。

 

今まさに、未来に向けて迷われている方は、今一度、自社の「経営理念」や「パーパス」を考え、明確にされてはいかがでしょう。

 

きっと道は開けます。