写真館の経営今からと未来その3 船井総研 写真館経営コンサルタント 井口章 | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

お世話様でございます。船井総研井口です。

 

シニア専門スタジオ「えがお写真館」のえがおグループ 株式会社サンクリエーション様の事業展開についてお伝えしております。

 

今回は、その3です。

 

< 顧客属性でのビジネス展開 >

 

今年の前半のブログで「婚姻数・出生数減の時流の写真館経営」10回連載でお伝えしたことの中の一つです。

 

「顧客属性でのビジネス展開」

 

婚姻数が継続的に減少していくことが、出生数の減少を加速化させ市場自体が加速度的に縮小していく時流で単一業種での経営は厳しくなっていくことをお伝えしました。

 

このような時流の中で、いかに継続経営していくのかを考えると、

 

その一つの選択肢が、コングロマリット化=いろいろな業種・業態ビジネスを展開することです。

 

写真館が、他のビジネスを始めるには、無暗には考えられないので、

 

・顧客属性で展開できるビジネス

・技術属性で展開できるビジネス

・わくわくできるビジネス

 

いずれかのポイントを押さえられるビジネス展開を考えられるとよいです。

 

今回、ご紹介している株式会社サンクリエーション様は、まさに「顧客属性」でビジネス展開されている好事例だと思います。

 

シニア・高齢者という顧客属性で、

 

写真館 → 美容室 → 洋品店 → ネイル → エステ

 

とビジネス展開をされてきました。

 

写真館から美容室という流れでは、「技術属性」でのビジネス展開としても考えられます。

 

また、他の地域での写真館での事例です。

 

こちらの企業は、創業は進物・ギフト販売店です。

 

そこからハレの日需要と関連のある写真館、ウェディングとビジネス展開され、こども軸で学習塾も事業展開されています。

 

私のご支援先様は、ほとんどが総合写真館です。

 

顧客という視点でみると、マタニティ~ベビー~キッズ~二十歳~ウェディング~シニア~遺影と人生すべてのライフイベントに関連して顧客が存在します。

 

その中で、わくわく出来そうな顧客属性に絞って新たなビジネスを考えてみてはいかがでしょう。