写真館業界でプレーヤーが変わる時流の対処法 船井総研 写真館経営コンサルタント 井口章 | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

この数年、WEBを活用して展開していく企業が格段に増えていることはご存知のことと思います。

 

写真館業界にも、同様な波は来ていることと思います。そんなことで書きました。

 

さまざまな業種においてライフサイクルが進んでくると専門店化が進み、さらには新しいプレーヤーが現れてきます。

 

小売流通業では、古くは呉服店から百貨店、衣料品店・食料品店からGMSや食品スーパー、

 

そしてGMSが新業態として始めたコンビニエンスストアと、

 

もともとの小売流通業がプレースタイルを変えてきましたが、

 

この数年では、システム企業がCtoCの商流を作り、EC企業が主力となり小売流通業界のシェアを拡大しています。

 

プレーする主体が変わってきました。

 

ちなみに、前述のコンビニエンスストアも、過去は大手GMSがプレーヤーでしたが、今では商社がプレーしています。

 

まったく別業界から新たなプレーヤーが参入してくると起きること。

 

その業界の慣習、常識から逸脱した商売が生まれ、その商売にお客様がシフトしていきます。

 

写真館業界でもその変化は見られます。

 

ライティングなどの設備が整った専門スタジオで撮影する記念写真が、

 

昨年からは、撮影を趣味にしているカメラマンやフリーのカメラマンに移行しはじめてきています。

 

これは、写真と何ら関連のないシステム会社が、記念日の写真を残したいエンドユーザーとカメラマンをマッチングさせるサイトを拡大してきた影響です。

 

記念写真を撮るプレーヤーが、写真館から、お客様とカメラマンを結ぶマッチングサイトに変わり始めたということです。

 

新たなプレーヤーが参入してきた時、もともとその業界で商売してきた方々も変化しなければ、継続的な経営は難しくなってきます。

 

業界の慣習、常識にとらわれないスタイルに対抗していくには、プレースタイルを変えることが大切だと考えます。

 

写真館業界では、多数のお客様を撮影していたスタイルから、一家族のための貸し切りスタジオにスタイルを変えたり、

 

長時間過ごすお客様・大切なハレの日を過ごすお客様のためにカフェを導入したり、と変化させています。

 

新たなプレーヤーが参入してきた時、既存店・既存企業は、自ら時流にあったプレースタイルに変化していくことが大切だと考えます。

 

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