原因のブレイクダウン 船井総研 写真館経営 PhotobizNetwork | PhotobizNetwork 船井総研 井口章のブログ

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船井総合研究所 写真館経営コンサルタント 井口 章(いぐち あきら)のブログ。

今日は、下期のスーパーバイザー・ブロック長研修の最終日でした。


いろいろな業種の方々にご参加いただきます。


ディスカッションでは、やはり違い企業、違う業種でも、


社内で同じようなポジションにいる方々なので、


いろいろな情報交換もあり、共感できることも多かったようです。


ちなみに、写真館のご支援先様でも、他店見学をおすすめすることがあります。


これは、異業種の交流ではありませんが、日ごろ現場サイドで活躍しているスタッフさんは、


なかなか他店の状況を知ることがありません。


しかし、同業社を見学することにより、同じような商売をしている会社で、


自分と同じ年齢くらいの方々が、どれくらいがんばっているか、どんな仕事をしているかを


知ることで、何かを考え、変えるきっかけになるはずです。


そんな思いから、見学をおすすめします。


さて、スーパーバイザー・ブロック長研修の3回目では、「原因のブレイクダウン」というお話しをします。


あるべき姿と現実のギャップが問題になりますが、この問題には、原因があります。


単純に原因として考えると、ただ直しましょうという話しになりますが、


これでは、なかなか根本解決にならないことが多くなります。


それは、原因の根っこまで突き詰めて考え、そこから改善しないためです。


根治するために、原因をブレイクダウンしていきます。


例えば、売上ダウンした。この原因には、商品欠品だった。


では、欠品しないように注意しましょうで解決は出来ないのです。


欠品に対し、あるべき姿は、販売できる商品があることです。


このギャップが問題です。例として、発注ミスが問題の原因だとします。


では、発注ミスのあるべき姿は、適正な発注をすることです。


このギャップである問題の原因は、適正な発注をするために在庫管理が出来ていないことです。


このことに対するあるべき姿は、きちんとした在庫管理が出来ていることです。


このギャップである問題が、整理整頓出来ていない場合、その原因は、整理整頓のルールを決めていなかったことにありました。


その結果、在庫スペースに区画をつくり、後出し先入れのルールを決めました。


ここまで、原因をブレイクダウンして、根治に近くなります。ひょっとすると、もっとブレイクダウンしなければならないかもしれません。


このように、もともとの根っこまで考え、そこから変えなければ、なかなか治らないことも多くあります。


スーパーバイザーさんやブロック長さんは、


自分の担当店について、現場のみなさんに、よくよく理解・把握してもらい、改善していかなければなりません。


そのために、どこから変えるべきかを伝え変えるために、原因のブレイクダウンをするクセづけが必要になります。


日々の仕事の中でこんなクセ付けが出来ると、より良い店舗になるチャンスが生まれることと思います。



船井総研 写真館ビジネスチーム チーフ経営コンサルタント 井口


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