今日は、下期のスーパーバイザー・ブロック長研修の最終日でした。
いろいろな業種の方々にご参加いただきます。
ディスカッションでは、やはり違い企業、違う業種でも、
社内で同じようなポジションにいる方々なので、
いろいろな情報交換もあり、共感できることも多かったようです。
ちなみに、写真館のご支援先様でも、他店見学をおすすめすることがあります。
これは、異業種の交流ではありませんが、日ごろ現場サイドで活躍しているスタッフさんは、
なかなか他店の状況を知ることがありません。
しかし、同業社を見学することにより、同じような商売をしている会社で、
自分と同じ年齢くらいの方々が、どれくらいがんばっているか、どんな仕事をしているかを
知ることで、何かを考え、変えるきっかけになるはずです。
そんな思いから、見学をおすすめします。
さて、スーパーバイザー・ブロック長研修の3回目では、「原因のブレイクダウン」というお話しをします。
あるべき姿と現実のギャップが問題になりますが、この問題には、原因があります。
単純に原因として考えると、ただ直しましょうという話しになりますが、
これでは、なかなか根本解決にならないことが多くなります。
それは、原因の根っこまで突き詰めて考え、そこから改善しないためです。
根治するために、原因をブレイクダウンしていきます。
例えば、売上ダウンした。この原因には、商品欠品だった。
では、欠品しないように注意しましょうで解決は出来ないのです。
欠品に対し、あるべき姿は、販売できる商品があることです。
このギャップが問題です。例として、発注ミスが問題の原因だとします。
では、発注ミスのあるべき姿は、適正な発注をすることです。
このギャップである問題の原因は、適正な発注をするために在庫管理が出来ていないことです。
このことに対するあるべき姿は、きちんとした在庫管理が出来ていることです。
このギャップである問題が、整理整頓出来ていない場合、その原因は、整理整頓のルールを決めていなかったことにありました。
その結果、在庫スペースに区画をつくり、後出し先入れのルールを決めました。
ここまで、原因をブレイクダウンして、根治に近くなります。ひょっとすると、もっとブレイクダウンしなければならないかもしれません。
このように、もともとの根っこまで考え、そこから変えなければ、なかなか治らないことも多くあります。
スーパーバイザーさんやブロック長さんは、
自分の担当店について、現場のみなさんに、よくよく理解・把握してもらい、改善していかなければなりません。
そのために、どこから変えるべきかを伝え変えるために、原因のブレイクダウンをするクセづけが必要になります。
日々の仕事の中でこんなクセ付けが出来ると、より良い店舗になるチャンスが生まれることと思います。
船井総研 写真館ビジネスチーム チーフ経営コンサルタント 井口 章
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