暗室計画 | デジカメ フォトスタイル

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写真家 小林久人の活動状況や告知など

モノクロを勉強したい。と思ってまず思いついたのが「モノクロはやっぱりフイルムでしょビックリマーク」と言う安易な考えだった。



そこからフイルムでモノクロを撮るようになった。現像はトイラボさんに任せていた。それをインクジェットプリンタでプリントしていた。自分的にはインクジェットでも満足してはいたがモノクロのトーンとか雰囲気がいまいち掴めていなかった。やっぱり手焼きしないとアップ




そして次に思いついたのが「やっぱりモノクロと言えば暗室だ!!」という安易な考え。でも私の住む浜松市にはレンタル暗室はない(たぶん)。静岡市か名古屋市に行かなければないのだ。でもプリントを極めるには気軽にプリントできなければいけない。静岡市も名古屋市も時間もかかるし交通費もかかる。やっぱり「My暗室があれば」と思うようになる。




と言っても僕は暗室経験もフイルムの現像経験も無かった。そもそも完全にデジタル野郎で初めて買ったデジカメもカメラとして買った。と言うよりもパソコンの周辺機器で買ったと言うのが初めて買ったデジカメに思いがある。当時200万画素が上位機種であった時代です。





色々考えているうちに思いついたのが前の会社の同僚T橋氏だ。彼は高校の頃は写真部で活動していたので相談したところ「とりあえず引き伸ばし機があればなんとかなる」と言うことだった。場所は彼の家の倉庫で水道も電気も換気扇も整っていた。




そこから始まった暗室計画!




とは言っても引き伸ばし機が手に入れるのが難しいと思っていたが、なんとハードオフで意外とあっさり見つかってしまった。運が良いのか悪いのか。初めて見る引き伸ばし機「本当にこれで良いのだろうか?」ジャンク品で3240円。物としては綺麗だし当時の付属品の箱もそろっている。説明書もある。それでも一応T橋氏に相談して買うことに決めた。


引き伸ばし機 説明書




とりあえず引き伸ばし機は確保できたニコニコこれからは暗室を作る作業にかかることにした。



つづく