星のご褒美 海を掘り陸を敷き 男の種と女の種と 木の種と花の種を 撒き終えた神さまは 最後に 人肌を忘れないようにと、冬を 命を尊ぶようにと、春を 生きるを愉しむようにと、夏を 今を大切にするようにと、秋を 創りました そして仕上げに 夜が映し出された青石の壁に 愛する人と見上げなさいと 星のご褒美を散りばめました 見上げていますか 愛する人と冬の星 (2018.2.改定)