ただ

うまれてくる命が

 

愛おしい。

 

 


 

ただ

そこにあるいのちが

 

輝いていることがうれしい

 

 

ただ

 

そこにあるいのちを

感じるだけで

 

しあわせだ

 

 

 

そう思える人を

 

増やしたい。

 

 

 

 

 

 

 

鳴穂は

 

それをただ教えてくれただけ

 

 

 

鳴穂がおなかにいた時は

 

ただただそれだけで

幸せで

 

 

ただただ

 

涙が湧いてきた。

 

 

 

 

 

 

 

夫の愛も

 

 

両親の愛も

 

 

 

義父母の愛も

 

 

 

親戚の愛も

 

 

私達に関わってくださる

全ての方の愛が

 

 

 

 

ただただあふれ出て

 

 

 

 

ただただ

幸せだった。

 

 

 

なのに。

 

 

 

 

 

 

あの頃の私は

 

それだけを

受け止めることが出来なかった。

 

 

 

 

死産という

起きた出来事に

振り回されて

 

私自身を

見失っていた。

 

 

私なりに

プラスに転じてきたつもりだったけれど

 

 

マイナスにフォーカスしてから

プラスを目指していたから

 

上ってくるまでに

相当な時間が必要だった。

 

そして

登り切ることが出来ていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人の息子が

 

愛おしくて仕方が無い。

 

 

 


 

 

 

 

毎日毎日

 

愛おしい。

 

 

 

 

 

 

食べたくなるほど

 

愛おしい。

 

 

 

 

 

 

 

いちいち

うっとうしくなるほど

 

 

愛おしい。

 

 

 

 

 

夫とそれを

共感できていることも

愛おしい。

 

 

 

幸せの極みだ。

 

 

 

もちろんそこには

鳴穂の存在は不可欠で

彼女が死を持って

教えてくれた

気づきがあるからこそ

 

 

幸せを感じきることが出来る。

 

 

 

 

 

私に魔法をかけてくれている

師が教えてくれたことがある。

 

 

成功とは

 

 

今の幸せを感じきって

 

更に上を目指している状態のことだど。

 

 

足りない足りないと

幸せに気がつかないでいると

常に飢え続けて

満たされない。

 


今の現状に満足してしまうと

慢心して有頂天になり

後は落ちていってしまう。

 

 

 

そうではなく

 

 

今 

 

 

幸せであることを

しっかりと

感じて味わって

 

 

 

そこから更に

 

 

上を向いて

進んでいる状態。

 

 

 

今の私は

まさにその状態なのだ。

 

 

 

 

 

 

そんな私の所に

昨夕。

 

 

義父母が突然

 

スイカを持ってきてくれた。

 

 

 

 

 

昔の私なら

 

急に来られても困る

 

 

と、困惑していた。

 

 

 

 

けれど

 

 

ただただ

 

息子達がかわいくて

 

私達夫婦のことも

 

かわいいと思ってくれていて

 

 

それだけで

涙が出る。

 

 

 

 

 

ありがたい。

 

 

 

 

 

ただそれだけでいい。

 

 

 

 

 

 

昔の私は

綺麗に片付けておかなくては

 

おもてなしは

どんな風にすれば

文句を言われないだろうか

 

どんな風にすれば

あらが見つからないだろうか

 

 

 

そんなところにフォーカスしていた。

 

 

 

 

 

 

でも今は

 

 

 

わざわざ

 

スイカを届けるためだけに

 

1時間かけて会いに来てくれた。

 

 

 

 

その愛を受け取るだけで

 

幸せが溢れてくる。

 

 

 

 

そこには心底

 

感謝の念しか湧いてこない。

 

 

 

 

 

 

だから

たいしたおもてなしは出来なくても

安売りのお米を炊いただけなのに

 

 

美味しい美味しいと

食べていただけた。

 

 

 

出した愛が

新しい愛となって返ってくる

 

 

 

最高の愛の循環。

 

 

 

 

愛する人を

大切に思う。

 

 

愛する人に

心からの愛を注ぎ

 

 

愛する人からの

愛を受け取る。

 

 

 

 

 

こんな当たり前の

愛の循環が

 

当たり前では

無くなっている現代。

 

 

 

それに気づくための

 

様々なことが起きている。

 

 

 

それをどう受け止めるかは

その人次第だけど

 

 

私と同じように

 

なにかに気がついた人と

 

一緒に世界を変えていきたい。

 

 

 

 

うまれてくる命を

ただただ喜べないなんて

 

そんな世界が

続いていいとは思えない。

 

 

私も赤ちゃんが欲しい

 

 

そう思えない人で溢れているなんて

自然の摂理からかけ離れてしまっている。

 

 

そんな世界のままなんて

本当に嫌なの。

 

 

 

 

だからこそ

私は夢を叶えたい。

 

 

真の経営者となって

ずれてしまっている

今の世の中の現状を

少しでも正していける

活動がしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

もしかしたら。

 

 

 

私は写真が撮りたいだけなのかもしれない。

 

 

 

 

写真を撮ることで

愛を感じ続けていたいだけなのかもしれない。

 

 

 

この世にたくさんの

愛が溢れていることを

 

 

再確認することが出来るから。

 

 

 

子どもたちの笑顔を

ご家族の笑顔を

ファインダーに納める瞬間に

キラキラ輝く

 

魔法の粉を

見ることが出来るから。