若旦那です。
今回の大地震で改めて写真の大切さを知りました。
それは
「 大地震の被害を受けた岩手県野田村の出身の大学生が、 『思い出が詰まった大切な写真を持ち主に返したい』という思いから、瓦礫の中からアルバムや写真を見つけては仲間と拾い集め、それが手元に戻った持ち主から感謝されている 」
という記事を見たからです。
昨今、デジタル化によって写真にせずデータをとしてパソコンやメディア等に入れたまま、という人が増えています(自分も人の事を言えませんが・汗)。
もし、この状態でこのような震災にあったらどうでしょうか?
おそらく家屋の破壊や水に浸かった時点でもはやそれを復元する事は難しいでしょうし、仮に無事であってもそれを拾い集めようという気はしないでしょう。
やはり写真であったからこそだと思います。
別なニュースで孫の写真のアルバムを取りに戻って命を落とした男性の話も聞きました。
それほど大切な物だったのですね。
DVDやCDの寿命は5年~30年と言われ、それらを見る事の出来るハードの寿命はもっと短いと聞きます。
デジタルデータでは子供が大人になって自分の小さかった頃を振り返る事は出来ないのです。
写真であれば色あせたとしても長い年月残ります。
写真に携わる人間として写真として残す事の大切さを再認識した気がしました。