日勤午後
午後からはたまに手が空く時間がある。
ナカさんや他の先輩ひそういう時間にカルテを書いて早く帰れるようにする。
ナカさんから
「手空いた時はすかさずカルテ書いていき」
と言われていた。
その日も日勤スタッフ全員が手空いていた。
先輩たちがカルテを書き出す。
ナカさんからも
「カルテ書きー」
と言われ立って書いていく私たち。
詰所から戻ってきたヤナギさんが
「なんであんたらがカルテ書いてるん?あんたらは仕事終わってから書かないとあかんやろ」
とギャンギャン吠えてきた。
この時は怒鳴られた時期から2ヶ月くらい経過していた。
怒鳴られ無視されて2ヶ月も経つと
また吠えてるわ笑この人笑
としか思えなくなる。
「カルテは仕事終わってから」
と怒鳴られすぐに
「すみませんでした」
と思ってもない謝罪をし、カルテを閉じる。
ナカさんが
「私が書きって言うたんやけど」
と言うてくれた。
ヤナギさんは
「そ…そうなんですね♪まぁ今日は暇やしね」
とか言うてた。
その場にいた同期全員が白けた目で見ていたと思う。
その日はナカさんから
「あんたらはよ書きー」
と言われたので書かせてもらえた。
そのおかげか17時に仕事が終わった。
めちゃくちゃ久しぶりに早く帰れる‼︎とウキウキしていた。
手を洗い休憩室に入る。
ナカさんやヤナギさんや他の先輩が休憩室で喋っていた。
ある先輩が
「お先に失礼します。お疲れ様でした」
と言い帰っていった。タイミング的にはめっちゃいい。私たちも帰ろうとカバンを持った時
「先輩より早く帰るとかありえんわー」
とヤナギさんがナカさんに言うてた。
ナカさんはスルーしてた。
私たちはカバンを持つ手を離した。
ナカさんとヤナギさんが向かい同士で座っていたので3席ほど離れて私たちも座った。
私たちは話すこともなく黙って帰るのを待っていた。ナカさんから
「早よ帰りや笑わたしらは喋ってるだけやし。気ぃ使わんでいいから笑」
と言われた。
(いやいや無理やろ。早く帰ってくれよ)
と思いつつ
「はい」
としか言えなかった。
1時間半後やっと帰れた。
無駄な時間をすごした。
その日は楽で暇やったのにめっちゃ疲れた。
別日
ついに同期がいない日勤がきた…いつかはくると思っていた。
ナカさんヤナギさんティさんにゲールもいる。
癒し系の先輩がいない。
ティさんはヤナギさんがいると全く話かけてこない
ゲールは信用できない。
ナカさんは指導者。
問題のヤナギさん。
前日から気合いを入れている。
やってくるヤナギさん。ドスドス聞こえない。
「おはよー」
とめちゃくちゃ上機嫌。
その日は全く怒鳴られなかった。
暇だった。
ヤナギさんから
「早くカルテかこー」
と言われた。
上機嫌すぎて気持ち悪くなる。
上機嫌やのになぜかティさんにだけ怒鳴っていた。
ティさんは慣れているのかややキレ気味に返事していた。
タイミングよくナースコールがなる。
逃げるように対応に行った。
リモコンとってーくらいのコールだったのですぐ終わってしまった。詰所をチラ見するとまだ2人がいたのでトイレに行き時間をつぶす。
恐る恐る詰所に戻る。
カルテを書き猛スピードで終わらせる。
この日も17時くらいで終わった。
休憩室に入るとまたナカさんとヤナギさんが喋っている。
また帰れない。
ヤナギさんが話しかけてくる。
「今日さー姫ちゃんのご飯なにがいいと思うー?」
ほんとに姫ちゃんって言うた。
(姫ちゃん??だれ?子ども?なに?)
心の中でプチパニック。
「んー。ハンバーグがいいんとちゃいますかねー」
パニクって敬語にもならない敬語で返事してしまった。でも気にしてない様子で
「ハンバーグかー。どうしよー」
と笑顔で喋ってくる。
(ここでミスると今後に影響出るかも…)と考え
「カレーはどうですか?」
「カレーかー。カレーもいいなー」
(正解がわからん)
このやり取りの間、休憩室の扉の前で直立不動。
ティさんが扉を開けて入ってきたので扉から離れるとヤナギさんが
「プーさ、ナカさんが指導者でよかったなー。他の人(私以外の同期)(ティさんを見ながら)やともっといじめてたでー。ほんまよかったなー」
と言うてきた。
青ざめる私。
「よ…よかったです…」
無視して帰るティさん。
怖すぎる…
ナカさんもスルー。
ナカさんが
「帰ろか」
と言うと
「まだあの女(ティさん)おるやろ?もうちょっとだけ」
ナカさん
「ティさん嫌いすぎやな」
ヤナギさん
「めっちゃ嫌い」
怖すぎる。
10分後くらいにやっと帰れた。
ストレスが半端ない。
ちなみに姫ちゃんは子どもでした。ヤナギさんは既婚者で子ども1人です。あとでこっそりナカさんに聞きました。ほんとに姫ちゃんって言うてました。姫ちゃんの本名は覚えてません。
本当に体験した話です。登場人物の名前が違うだけです。1年目ですが時系列はバラバラです。
次回
初めての夜勤