この子の為なら頑張れる。


この子がいなくなったら、生きていけない。


昔からそう思わせてくれた息子。


だから、息子がこの世に居ないと思うだけで


怖くて仕方ない。


私はどうしようもない苦しさで、


押し潰されそうになる。


ネットを彷徨い、目に留まったもの。


お寺のご住職のお話しでした。


様々な方の悩みを聴くこともあるそうだ。


今まで縁もゆかりもないお寺。


その時は、息子に一番近い存在に思えて


すぐにそのご住職に電話をかけた。


息子を喪って、2ヶ月


何をどう言っていいのかもわからず、


泣きそうな震える声で、お話しがしたいと


伝えると、その日すぐにいらっしゃいと


おっしゃって下さり、とにかくすぐに


お寺に向かった。


気さくなご住職で、


私の電話口での様子から、すぐに


お会いした方がよいと思ったと言った。


たぶん私は泣きながら、息子を喪った事


助けられなかった自分を許せない事、


私も消えたい事等、喉に詰まっていた


苦しさを吐き出した。


ご住職は、例えその時助けられたとしても


時間がずれただけで、結果は


同じだったとおっしゃった。


もう誰のせいでもない。


息子は、自分で終わりを決めて


人生をまっとうした。


今は、苦痛なく穏やかに過ごしていますよ


とおっしゃってくれた。


泣いていた私も、その言葉を素直に


受け入れた。


またいつでもいらっしゃいと言われ、


少し気持ちが楽になったように感じた。


私が押し潰されそうになった時に


最初に頼ったのが、このご住職だった。


今も時々、お会いして話を聞いて頂いている。