もうダメだ
かろうじて繋がっていた細い糸が
切れたように、もう終わりにしよう。
昨日の夜、そう思って家を出た。
近くの公園へ向かった。
ここで終わりにしようか。
しばらく歩きながら考えていた。
どうしたらいいかわからなくなって、
近くの警察署に助けを求めた。
「どうされました?」
「もう家に帰りたくなくて
終わりにしたいんです」
「少し話し聞こうか」
名前や住所、どうして終わりたいのか
息子の事等泣きながら話した。
警察官の方は優しく聞いてくれた。
「この後どうしようか?」
警察署で一晩過ごす
病院に行く
親族に連絡して迎えに来てもらう
家に帰る
いくつか提案してくれた。
気持ちも少し落ち着き、家に帰りますと
答えて、家まで送ってくれた。
もう日付けも替わって今日になっていた。
もしまた辛くなったら、
他の所に行くくらいなら
ここに来ていいからね。
そしてまたどうするか考えようと
言ってくれた。
警察官の優しい対応に救われた。
もう少し頑張ってみよう
朝起きてそう思った。