希死念慮という言葉は
息子の精神が不調になってから、
初めて知った。
息子が時々、もう死にたい。
生きていくのが辛いと主治医や
カウンセラーに言っていたようだ。
希死念慮があるから、
もし危険な物があったら処分した方が
いいと言われた。
初めて聞いた時は、ショックだった。
本当にそんな事を考えているのか。
でもまさか、そんな恐ろしい事を
するはずがないとも思った。
でも息子がODをした時、
このまま万が一の事があったら
どうしようと、怖くなり
声も震えながら、救急車を呼んだ。
その時は、ODに対する意識はほぼなく
OD=命の危機だと思っていた。
あの時は意識もあったし、救急車を
呼ばなければよかったのかもしれない。
このあとの入院で、ますます
精神状態が悪くなってしまった。
息子が居なくなり、どうしようもない
苦しさで、私もODもした。
消えてしまいたいと何度も思った。
急にもうだめだ。
絶望感でいっぱいになり、
死にたくなる。
今私も希死念慮と戦っている。
きっと、いつか負けてしまうかも
しれない。
戦う意味があるのかさえも
わからない。
今になって希死念慮の本当の
恐ろしさがわかった。
何もかも、わかるのが遅すぎだ。