「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を始めています。
今回は第21巻の紹介です。

本号の付録は、ディーゼル特急の黎明期のスター
80系と82系に改良を加えて高出力化した
181系特急形ディーゼル動車 キハ181形の
Nゲージサイズ模型でした。

パッケージを開けると、一番奥から冊子が出てきます。
楽しみな付録模型は後回しにして、頁を開きましょう。

巻頭記事は、帝都高速度交通営団(現・東京メトロ)が
日比谷線を開通させる際に投入した3000系の特集です。
丸みを帯びたヨーロピアン調の外観が、
同線と相互乗り入れを開始した東急・東横線の7000系の直線的なデザインと、
同じステンレス車体ながら対照的でした。

その他の記事の数々から主なものを拾っていきましょう。

東北本線の全線複線化と電化の奇跡の解説や、
立山黒部アルペンルートの一翼を担っている
関西電力の立山黒部貫光のトロリーバスの特集が
目を惹きました。
関西電力が経営しているトロリーバス、と言うと
不思議に思われるかもしれませんが、
記事を読めば「なるほど」と頷けます。

そして、巻末にはいつものように付録模型に関連した
本号の主役の登場、キハ181系特急形ディーゼル動車
の特集記事が掲載されています。
中間車の屋根上にラジエターが真っ黒く並んだ威圧感には
鉄道ファンからは賛否両論があって、
より優美なキハ82系の方が遥かに人気がありましたが、
高出力化によって全国に進出して、
日本中の非電化区間の特急網の整備に大きく貢献しました。

お楽しみの模型は、その先頭車=キハ181形です。
Nゲージサイズながらなかなかの存在感です。
