「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を始めています。
今日は第12巻の紹介です。

主役は、日本の元祖ブルートレイン、
20系客車の最後尾寝台客車=ナハフ20形の
Nゲージ模型が付録です。

いつものようにパッケージの奥に冊子が入っています。

この号は平素にも増してバラエティー豊かな記事構成で、
かつて人気を博した連結型電気機関車=EH10の特集、
箱根登山鉄道の特集、等々、読みどころ満載です。


主役は勿論、20系客車の特集記事です。
寝台特急の近代化を目指して東京と九州を結ぶ
"あさかぜ“ "さくら" 等の列車に続々と投入された
特急専用寝台列車向けの客車でした。
編成全体をトータルコーディネイトした
洗練されたデザインと、当時としては先進的で快適な
車内・室内設備が大評判となりました。
編成全体の美しさという観点から言うと、
トワイライト・エクスプレスや北斗星は遠く及ばす、
カシオペアが僅かに肉薄した程度でしょうか。
これらの寝台特急も、青函トンネルの主力を
北海道新幹線にシフトするために、
遂にその歴史に幕を閉じることになってしまいました。

その最後尾に連結される丸みを帯びた車端部が美しい
ナハフ20形のNゲージ模型は実に美しいフォルムです。
実はこの車両は寝台車ではなく普通座席車です。
20系ブルートレインは、登場当初は、
寝台車に加えて今で言うグリーン車と普通車の
座席車も編成に組み込まれていました。
後に全寝台車化が推進され、このナハフ20形は
寝台車に改造され、ナハネフ20やナハネフ22として
生まれ変わっていったと言うことです。
