《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記10

 

《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記の本編も回を重ねて

10回目、いよいよ音楽祭最終日の最終公演の話に入っていきます。

 

6月6日の夕方公演【グルベンキアン管弦楽団演奏会】(音楽祭コンサートno.24)と、

同日夜公演【児童合唱団&ユース合唱団の演奏会】(音楽祭コンサートno.25)で、

一気に音楽祭のファイナル・クライマックスの様相となったWNMD2025は、

6月7日にポルトガルの歴史的な雰囲気の中でクロージングを迎えたのでした。

国立馬車博物館で開催された夕方公演【児童合唱演奏会】(音楽祭コンサートno.26)

も子供達の新鮮なパフォーマンスで沸き返った後、いよいよ音楽祭最終公演

【弦楽四重奏演奏会】(音楽祭コンサートno.27)を迎えました。

 

 

その会場は、ポルトガル/リスボンの観光名所の中でも最も有名なスポットの一つ、

ジェロニモス修道院の内部の特設ステージと案内されていました。

日没前に特別エントランスに集合して、ジェロニモス修道院の中に足を踏み入れました。

私は1993年のリスボン初訪問の際に、グルベンキアン財団の案内で見学して以来、

32年ぶりに中に入る機会となりました。

 

 

集合した特別エントランスの天井を見上げると、

ジェロニモス修道院の建築の独特の石組みの意匠が目に入りました。

繊細かつ美しいこの石組みが、この後に保を進めていく大回廊の天井全体に

及んでいる様は、正に壮観でした。

 

 

最初は二階に上がって大回廊に出ました。そこから一階に降りていく順路で、

係の方に案内されて、特設ステージに向かいました。

 

 

 

 

【Other Shores / GUARTETO DE CORDAS - SOLISTAS DA METROPOLITANA】

(音楽祭コンサートno.27)

演奏:弦楽四重奏(メトロポリタン・アンサンブルの独奏者達)

Ana Pereira, José Pereira · violins
Joana Cipriano · viola
Nuno Abreu · cello

 

開演前に Miguel Azguime 氏による挨拶が行わ れ、

ISCM 本部役員、各支部から出席のデリゲート、音楽祭開催関係協力者への謝辞 が述べられ、

またその場に居合わせた国際審査員メンバー(私=松尾を含む)の紹介 が行われた。

 

次第に日が暮れていく中、5曲の弦楽四重奏作品が厳かに演奏されました。

歴史的名建築の回廊に鳴り響く現代音楽作品が、ポルトガル大会の最後を飾りました。

実に印象的な閉幕でした。

 

↓【Other Shores / GUARTETO DE CORDAS - SOLISTAS DA METROPOLITANA】

  (音楽祭コンサートno.27)のプログラムをリンクします。

 

 

この記事でWNMD2025音楽祭のコンサートの模様のレポートは完了となりますが、

明日以降、まだまだこの記事シリーズは続きます。

引き続きお時間の許す時にご笑覧ください。