このところ、私の室内楽分野の独唱曲シリーズ、<フォノ>シリーズの紹介を、
順番に記してきましたが、今回は旧作の改訂版の紹介です。
2025年1月14日に、下のチラシの通りの演奏会で、改訂版が初演されました。
松岡麻衣子さんの演奏は実に見事なものでした。

####### PHONO Ⅶ for Violin solo #######
フォノ第7番~ヴァイオリン独奏の為に
(1999/2024 改訂初演)
深新會第38回作品展 出品作品
演奏時間:約10分
初演:2025年1月
東京オペラシティリサイタルホール(東京・初台)
演奏:ヴァイオリン=松岡麻衣子
##########################
このシリーズの第7作は、以前にも述べましたが、
ヴァイオリンとピアノの為の作品<DISTRACTION Ⅲ>を
作曲した際に、同時に書き始めて暖めていたものでした。
結局、初演の機会は、日本現代音楽協会と朝日生命ホールの
共同企画<日本の現代室内楽の夕べ>が浮上して、
ようやく設定されることになり ました。
この演奏会では、武満徹・湯浅譲二・松平頼曉・
中川俊郎・松尾祐孝・三善晃、という顔ぶれの作曲家の
室内楽作品がプログラミングされました。
当時、日本現代音楽協会の事務局長であった私が、
企画担当を務めてコーディネイトしました。
####### PHONO Ⅶ for Violin solo #######
フォノ第7番~ヴァイオリン独奏の為に
(1999)
日本の現代室内楽の夕べ 出品作品
演奏時間:約8分
初演:1999年6月 朝日生命ホール(東京・新宿)
朝日生命ホールのひととき
日本の現代室内楽の夕べ PART59
演奏:ヴァイオリン=松原勝也
##########################
初演の演奏を担当していただいた松原勝也氏は、
日本のオーケストラ界ではコンサートマスターとして
若くから著名であったと同時に、
ハレー・ストリング・カルテットで颯爽とデビューを
果たして、室内楽の分野にも新風を吹き込み、
更には現代音楽界にも非常に大きな貢献を果たしている
頼もしく素晴らしい音楽家です。
この作品の初演も、数列を応用した複雑な構成を持ち
左手のピチカートを駆使する難曲であるにも関らず、
飄々とした演奏で、この曲の持つメカニカルでありそうで
実は素朴な楽想を有するという作品像を、
一気に浮かび上がらせてくれました。感謝!
そして今般の改訂では、
曲の終盤の架空の日本民謡のような旋律を歌う部分の楽譜の書き方を大幅に変更して、
演奏者の自由度をより大きくして、息の長い旋律(うた)が揺蕩う音楽が、
おおらかな即興性を交えて生成されるように書き直しました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)
を通してお問い合わせください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
今回の写真も南大東島は星野洞の自然の造形ですが、
このカーテン状の鍾乳石は、非常に珍しく美しいものです。
西表島に自生する"サキシマスオウ"という
熱帯植物があるのですが、
その板状の根の形状に実によく似ているように
私には思われてならないのです。

順番に記してきましたが、今回は旧作の改訂版の紹介です。
2025年1月14日に、下のチラシの通りの演奏会で、改訂版が初演されました。
松岡麻衣子さんの演奏は実に見事なものでした。

####### PHONO Ⅶ for Violin solo #######
フォノ第7番~ヴァイオリン独奏の為に
(1999/2024 改訂初演)
深新會第38回作品展 出品作品
演奏時間:約10分
初演:2025年1月
東京オペラシティリサイタルホール(東京・初台)
演奏:ヴァイオリン=松岡麻衣子
##########################
このシリーズの第7作は、以前にも述べましたが、
ヴァイオリンとピアノの為の作品<DISTRACTION Ⅲ>を
作曲した際に、同時に書き始めて暖めていたものでした。
結局、初演の機会は、日本現代音楽協会と朝日生命ホールの
共同企画<日本の現代室内楽の夕べ>が浮上して、
ようやく設定されることになり ました。
この演奏会では、武満徹・湯浅譲二・松平頼曉・
中川俊郎・松尾祐孝・三善晃、という顔ぶれの作曲家の
室内楽作品がプログラミングされました。
当時、日本現代音楽協会の事務局長であった私が、
企画担当を務めてコーディネイトしました。
####### PHONO Ⅶ for Violin solo #######
フォノ第7番~ヴァイオリン独奏の為に
(1999)
日本の現代室内楽の夕べ 出品作品
演奏時間:約8分
初演:1999年6月 朝日生命ホール(東京・新宿)
朝日生命ホールのひととき
日本の現代室内楽の夕べ PART59
演奏:ヴァイオリン=松原勝也
##########################
初演の演奏を担当していただいた松原勝也氏は、
日本のオーケストラ界ではコンサートマスターとして
若くから著名であったと同時に、
ハレー・ストリング・カルテットで颯爽とデビューを
果たして、室内楽の分野にも新風を吹き込み、
更には現代音楽界にも非常に大きな貢献を果たしている
頼もしく素晴らしい音楽家です。
この作品の初演も、数列を応用した複雑な構成を持ち
左手のピチカートを駆使する難曲であるにも関らず、
飄々とした演奏で、この曲の持つメカニカルでありそうで
実は素朴な楽想を有するという作品像を、
一気に浮かび上がらせてくれました。感謝!
そして今般の改訂では、
曲の終盤の架空の日本民謡のような旋律を歌う部分の楽譜の書き方を大幅に変更して、
演奏者の自由度をより大きくして、息の長い旋律(うた)が揺蕩う音楽が、
おおらかな即興性を交えて生成されるように書き直しました。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)
を通してお問い合わせください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
今回の写真も南大東島は星野洞の自然の造形ですが、
このカーテン状の鍾乳石は、非常に珍しく美しいものです。
西表島に自生する"サキシマスオウ"という
熱帯植物があるのですが、
その板状の根の形状に実によく似ているように
私には思われてならないのです。
