シリーズ第3作はクラリネット独奏曲になりました。
第1作のクラリネット&打楽器版の初演でもお世話になった
板倉康明氏に初演していただきました。
1986年6月10日に開催した「第1回松尾祐孝個展」に向けて、
プログラムを練っていた1986年当時、折角の初個展ですから、
最低でも1作品は新作がなければと考えていました。
そこで誕生した作品がこの曲という訳です。
独奏小品ではありますが、私の作品の変遷を語る上では
かなり重要な位置を占める作品です。
前衛的な奏法を駆使した音響的な作品像を追求した
最初の作品である訳です。
実際に、個展に来場していただいた諸先輩や仲間達に、
この作品に対して相当に祝福していただきました。
そして、この作品の情報が海外にも知られるようになり、
後にアメリカの気鋭の奏者=E. Michael Richards氏
との協働にも繋がっていったのです。
この第3作の細やかな成功によって、
このシリーズのその後の方向が決定づけられ、
更には二重奏<DISTRACTION>シリーズの誕生の
重要なヒントになっていったと言えるでしょう。
曲は、楽音を出さないフラッターや、
最低音運指による破裂音や、スラップタンギング等を駆使して、
つまりホワイトノイズ系の音色を多用しながら、
重音奏法等も絡めながら、極端な音色による時空を生成
していくように進んでいきます。
##### PHONO Ⅲ for Clarinet solo #####
フォノ第3番~クラリネット独奏の為に
(1986)
第1回松尾祐孝個展 出品作品
演奏時間:約10分
初演:1986年6月 東京日仏学院ホール
第1回松尾祐孝個展
演奏:クラリネット=板倉康明
楽譜:全音楽譜出版
松尾祐孝/クラリネットのための「二つの小品」
PHONO Ⅲ と錯乱(DISTRACTION)
の2作品が掲載されています。
(全音オンラインショップでお求めいただけます。)

尚、この作品は、2017年の9月8日(金)と9日(土)に、金沢で再演されて、
北陸方面の皆様にもお聴きいただくことができました。
その公演のチラシの画像がこちらです。

########################
<PHONO>シリーズの記事ですから、
写真は南大東島の星野洞です。
天井から垂れ下がる鍾乳石と、
その真下で上に向かって成長する石筍は、
何千年何万年の時を経て、
やがて結着して石柱になります。

第1作のクラリネット&打楽器版の初演でもお世話になった
板倉康明氏に初演していただきました。
1986年6月10日に開催した「第1回松尾祐孝個展」に向けて、
プログラムを練っていた1986年当時、折角の初個展ですから、
最低でも1作品は新作がなければと考えていました。
そこで誕生した作品がこの曲という訳です。
独奏小品ではありますが、私の作品の変遷を語る上では
かなり重要な位置を占める作品です。
前衛的な奏法を駆使した音響的な作品像を追求した
最初の作品である訳です。
実際に、個展に来場していただいた諸先輩や仲間達に、
この作品に対して相当に祝福していただきました。
そして、この作品の情報が海外にも知られるようになり、
後にアメリカの気鋭の奏者=E. Michael Richards氏
との協働にも繋がっていったのです。
この第3作の細やかな成功によって、
このシリーズのその後の方向が決定づけられ、
更には二重奏<DISTRACTION>シリーズの誕生の
重要なヒントになっていったと言えるでしょう。
曲は、楽音を出さないフラッターや、
最低音運指による破裂音や、スラップタンギング等を駆使して、
つまりホワイトノイズ系の音色を多用しながら、
重音奏法等も絡めながら、極端な音色による時空を生成
していくように進んでいきます。
##### PHONO Ⅲ for Clarinet solo #####
フォノ第3番~クラリネット独奏の為に
(1986)
第1回松尾祐孝個展 出品作品
演奏時間:約10分
初演:1986年6月 東京日仏学院ホール
第1回松尾祐孝個展
演奏:クラリネット=板倉康明
楽譜:全音楽譜出版
松尾祐孝/クラリネットのための「二つの小品」
PHONO Ⅲ と錯乱(DISTRACTION)
の2作品が掲載されています。
(全音オンラインショップでお求めいただけます。)

尚、この作品は、2017年の9月8日(金)と9日(土)に、金沢で再演されて、
北陸方面の皆様にもお聴きいただくことができました。
その公演のチラシの画像がこちらです。

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<PHONO>シリーズの記事ですから、
写真は南大東島の星野洞です。
天井から垂れ下がる鍾乳石と、
その真下で上に向かって成長する石筍は、
何千年何万年の時を経て、
やがて結着して石柱になります。
