今回は~原子炉の危機~を紹介します。
日本では第6話として、英国本国では第14話として放送されました。
この『サンダーバード』シリーズは、1960年代に制作されました。
当時の世界経済は、第2次世界大戦の荒廃からの復興を経て拡大期でした。
1970年に大阪で開催された“万国博覧会(EXPO'70)”に象徴されるように、
人類の発展と未来がとても前向きに語られていた時代でした。
その中で、原子力というエネルギー源も、
未来の人類が必ず利用すべき魅力あるものとして、
研究・開発・実用化が進められていました。
ですから、この『サンダーバード』シリーズにも、
原子力をエネルギー源にしたメカが多数登場してきました。
中でもこの回は、原子力プラントそのものを舞台として、
魅力はあるものの管理が極めて難しい原子力というものを、
真正面から捉えようとした作品になっています。
2011年の3月11日の東日本大地震・大津波とそれに伴う
福島の原発事故から、早くも9年が経過しました。
もう半世紀以上も前のこの作品が、原子力の持つ扱いの難しさや危険性、
そしてそれらのみならず原子力を取り扱う人間の心の問題を、
既にこの時から問いかけていたような気がします。
尚、この作品で、国際救助隊の人気メカが初登場を果たしています。
サンダーバード4号です。小回りが利く小型潜水作業艇です。
小学生時代に、このTB4号のプラモデルやおもちゃを
お風呂に持ち込んで。よく遊んだものでした。
またこの回では珍しいことに、ペネロープが
TB2号にバージルやゴードンと一緒に乗り込んで、
救助活動に参加するところも見どころです。
・・・シリーズを通じて再三登場する
未来の消防車の出動シーン・・・

・・・ペネロープも救助活動に参加・・・

・・・サンダーバード4号が2号から発進・・・

・・・様々なアイテムが発売されたサンダーバードのメカ達・・・

インターネットの利便性は素晴らしいものがありますが、
手作りや物づくりの大切さも、
また忘れてはならないと思います。
『サンダーバード』讃!シリーズの定期連載アップは
これにて終了します。ご愛読ありがとうございました。
またそのうち、何かシリーズ記事を書いてみたいと思います。