アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第170巻の紹介です。
毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、
本号では、元祖ブルートレインの最後尾を優美に飾っていた
20系客車の車掌室付き普通客車ナハフ20形の美しい姿を楽しめます。
それではいつものようにパッケージを解いて第170巻の冊子を取り出しましょう。
巻頭記事はこのところの恒例通り、付録模型の車両形式の解説です。
昭和40年代に入ると大半が寝台車に改造されてりまいましたが、
昭和33年に登場した20系には座席車も存在していました。
小窓がずらりと並びながら優美な丸形のフォルムが見事にデザインされた、
誠に優美なナハフ20でした。
次のページからは、伊豆箱根鉄道3000系の特集です。
伊豆箱根鉄道は、地元では「いずっぱこ」と呼ばれて親しまれているそうです。
小田原〜大雄山を結ぶ大雄山線と三島〜修禅寺を結ぶ駿豆線の他、
箱根十国ケーブルカーを保有している伊豆箱根鉄道は、西武鉄道系の会社です。
国鉄や親会社の西武鉄道からの譲渡車で運行されていた駿豆線でしたが、
昭和50年代から新型電車3000系を開発・新造して近代化が図られました。
以来、主力電車として活躍を続けています。
続くページをめくると、国鉄DD13形にそっくりなディーゼル機関車の写真が
目に飛び込んできます。実は、DD13は汎用性の高い小型機だったため、
全国各地の臨港鉄道や工場等の専用線にも同形機が多数納入されました。
その中の1両、DD1351は、開発段階で生まれた試作機で、
江若鉄道から別府鉄道に渡って活躍しました。
別府鉄道は1984年に終焉を迎えましたが、最終日のお別れ列車の先頭には、
他ならぬこのDD1351の姿があったということです。
「鉄道建築」シリーズは、宇部新川駅舎の特集です。
山口県に在る宇部興産の企業城下町である宇部市の玄関口の駅は、
嘗ては「宇部駅」でしたが、現在では「宇部新川駅」となっています。
その駅舎は、戦後間もなく改築された、謂わば"復興形駅舎の残党"です。
あまり古さを感じさせない大振りな駅舎は、今でも現役で活躍しています。
そして巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。
本号では、阪急電鉄の京都線の「快速特急=京とれいん」の2編成目、
"雅洛"の特集です。
料金不要の特急としては異例とも言える贅沢な仕様で2019年に登場して、
京都の旅を華やかに演出しています。
「国産鉄道コレクション」シリーズはまだまだ続きます。







