このところ、映画の名作を振り返る時間を持てるようになってきた私です。
ヒッチコック監督の名画も少しづつ鑑賞しています。
先週土曜日の記事の「めまい」に続いて、「引き裂かれたカーテン」を、
これもをまたWOWOWで観る機会がありました。
ヒッチコック監督作品独特のドキュメンタリータッチの進行と、
刻一刻と進行する状況の変化とそれに伴う心理描写の微妙な変化など、
ヒッチコック作品には何度観ても引き込まれる魅力があります。
CG等を駆使した原題の映画と合成画像のリアルさを比べることはできませんが、
手作りの時代の映画ならではの特徴と魅力に溢れています。
原子物理学者という設定の主人公が急に東ベルリンに向かう行動を
不審に思ったアシスタントで婚約者のヒロインが尾行していくところから、
物語は始まります。
東西冷戦下でのスパイ合戦を思わせる展開は、"007シリーズ"のようでもあります。
ヒロインを演じるジュリー・アンドリュースの美貌と存在感は、
ボンドガールのようにも見えなくもありません。
ヒッチコック作品としては、個人的な人間関係を精妙に扱うケースが多い中で、
国際的な環境でのストーリー展開と迫力がある点に於て、
やや例外的な作品なのかもしれません。
・・・映画「引き裂かれたカーテン」(原題:Torn Curtain)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:ブライアン・ムーア
製作:アルフレッド・ヒッチコック
音楽:ジョン・アディソン
撮影:ジョン・F・ウォーレン
編集:バッド・ホフマン
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
公開:アメリカ=1966年7月 日本=1966年10月
上映時間:128分
言語:英語
