昭和43年には阪和線に登場して関西進出した103系〜「国産鉄道コレクション」第103巻 | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第103巻の紹介です。

 

 

お待ちかねのNゲージサイズ付録模型は、国鉄の通勤型電車近代化の決定版、

103系電車の、関西では阪和線に初配置されたときの姿です。

首都圏では京浜東北線の色としてお馴染のスカイブルーの先頭車=クハ103形です。

103巻に寄せて103系特集ということでしょうか。

 

 

さて、いつものようのパッケージを解いて、奥底から冊子を取り出して行きましょう。

 

 

このところの恒例通り、巻頭記事は付録模型の形式の説明になっています。

1963年(昭和38年)に山手線にウグイス色で登場して以来、京浜東北線にはスカイブルー、

常磐線にはエメラルドグリーンが配置されていきました。

そして1968年(昭和43年)に関西に初めて登場したのは、阪和線のスカイブルーの車両群でした。

その阪和線では、2017年7月まで、現役で活躍していました。

 

 

次のページには、見慣れない、まるでおもちゃのような

可愛らしい蒸気機関車の写真が掲載されていました。

鐵原室蘭コークス向上S-205号機の特集でした。

私企業の構内で使用されていたため、一般にはあまり知られていなかったものですが、

観光列車を除いた現役運用としては、日本で最後まで稼働した蒸気機関車だったそうです。

今では、株式会社テツゲン・室蘭支店の正門脇に、展示保存されているそうです。

 

 

本号は、レトロな記事が続きます。

前々号に続いて、銚子電気鉄道の古豪、古武士のような

小型電車の特集で、デハ300形とデハ500形が、紹介されていました。

 

 

更にページをめくると、富山地方鉄道の宇奈月温泉に向かう本線と

立山に向かう立山線の分岐駅、寺田駅の駅舎の紹介でした。

Y字形の分岐する線路の間に挟まる三角地帯に建てられた

駅舎と構内の風景は独特のもので、鉄道ファンに人気です。

 

 

巻末記事は、恒例の観光列車シリーズです。

今や全国の鉄道網に広がった観光列車の先駆的な存在の、

伊豆急行2100系「リゾート21」の特集です。

前面展望席、左右非対称塗装、海側を向いた座席の設定、

二人掛けボックスシート、グループ用4人ボックスシート、等々、

当時としては常識破りとさえ言える、新鮮な設計やアイデアが満載でした。

5編成製造され、今でも2編成が通常運用、

1編成が専用の観光列車仕様に再改造され、現役を続けています。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。