《ISCM WNMD 2025 Portugal》訪問記は、本編(音楽祭参加のレポート)を終えて、
番外編(旅行記)に入っています。
《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記/番外編6〜グルベンキアン財団〜
アルメニア人の石油王、カルーステ・グルベンキアンの遺言によってリスボンの拠点を置いて、
オーケストラ、合唱団、コンサートホール、美術館、庭園などを管理・運営している
グルベンキアン財団は、ヨーロッパで最も重要な施設財団の一つと目されてます。
私自身も1993年に拙作『PHONOSPHERE I 〜尺八と管弦楽の為に〜』の欧州初演
(指揮:大野和士、尺八:三橋貴風、付け打ち:松尾祐孝)を、
定期演奏会にプログラミングしていただいたグルベンキアン管弦楽団は、
ポルトガルで最も有名なオーケストラとして君臨しています。
その本拠地となっているグルベンキアン大ホールも美しくまた音響の良い演奏会場です。
美術品の蒐集家でもあったカルーステ・グルベンキアンの収蔵品を展示している
グルベンキアン美術館も実に見事です。
財団の建物のロビーにはさまざまなサイネージや展示物が設られていて、
アートの世界に来訪者を誘います。
今回のリスボン滞在では鑑賞の時間がありませんでしたが、
以前のリスボン訪問時に、ゆっくり全館を観て回りました。
ルーベンスのヘレナの肖像、ディーリックの受胎告知をはじめ、
モネ、レンブラント、ターナー、ルノワールの作品など
世界的に有名な美術品がたくさんあります。
エジプトの彫刻などの古代美術から現代美術まで、
幅広いコレクションが楽しめます。
日本の浮世絵や漆工芸品のコレクションも見事です。
皆さんもリスボンを訪問する機会がありましたら、是非立ち寄っていただきたい
私の推薦スポットです。
財団のいくつかの建物の間には広大な庭園が広がっています。
その片隅にはおしゃれなカフェも在りました。
実はこのリスボン訪問から帰国した後に気がついたのですが、
隈研吾設計による"モダンアートセンター"(近代美術館)がオープンしたそうで、
見逃してしまった悔しさで一杯なのでした。
もう一度リスボンを訪ねたい私です。









