「刑事コロンボ」の各作品の紹介、
旧シリーズからの順番に直すと第30話、
第4シリーズの第5作になります。
私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、
懐かしく想い出しながら記事をアップしています。
今回は、同族経営企業の経営権を巡る確執が原因という
定型パターンの動機による犯行による事件です。
しかし「刑事コロンボ」シリーズにかかると、
こういったストーリーも緊張感と興味が倍増します。
主演(犯人役)は、後にトリュフォー監督等に重用された
ウイーン出身の俳優=オスカー・ヴェルナーです。
タイトルが暗示するように、ビデオテープがいったい
どのように事件解決に関係するのか・・・
ラストまで目が放せません。
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旧シリーズ第30作
「ビデオテープの証言」
監督=バーナード・コワルスキー
脚本=デヴィッド・P・ルイス
ブッカー・T・ブラッドショー
製作総指揮=ディーン・ハーグローブ
ローランド・キビー
製作=エヴァレット・チャンバース
撮影=リチャード・G・グローナー
音楽=ベルナルド・セガール
出演:
ピーター・フォーク(刑事コロンボ)
オスカー・ヴェルナー(ハロルド・ヴァン・ヴィック役)
マーサ・スコット(マーガレット・ミダス役)
ジーナ・ローランズ(エリザベス・ヴァン・ヴィック役)
ロバート・ブラウン(アーサー・ミダス役)
他
主演と助演の俳優陣の豪華さも凄い作品ですが、
ヴァン・ヴィック邸のセットの見事さもまた語り草で、
エミー賞の候補にもなりました。
そのセットを見事に生かした撮影は、
同賞の最優秀撮影賞に結実しました。
また、久しぶりにコロンボの愛犬ドッグも登場します。
なかなか見所満載の作品です。
YouTube / 刑事コロンボ/ヘンリー・マンシーニ