フォノ第13番〜ヴィオラ独奏の為の瞑想曲〜 | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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今日はこのシリーズの近年作、《フォノ Ⅻi》
~ヴィオラ独奏の為の瞑想曲~の紹介です。

私が高校生で氏が某大学在学中の頃から知己を得ていて、
共通の恩師に薫陶を受けながら音楽家への道を歩んできた
小野富士さんに初演していただくために、
2015年の夏から秋にかけて書き下ろした作品です。

小野富士さんは、N響の副主席ヴィオラ奏者として、
また日本で最も熱い活動を展開している弦楽四重奏団
モルゴーア・クァルテットのヴィオラ奏者として、
著名な方ですので、ご存知の方も多いことでしょう。

もう40年以上に及ぶ知人ですので、
以前から氏のために作品を書こうと思っていたのですが、
この機会にようやく実現することができました。

曲は、前半部が形而上的な音楽で、冷徹に推移しますが、
やがてカデンツ様のブリッジを経て、
静かに、しかし心熱く歌う、瞑想曲に入っていきます。
ヴィオラの持つ深みのある熟音とでも言うべき音色と
音楽そのものに籠った情念を感じ取っていただければ幸いです。

アンデパンダン展第2夜

### PHONO Ⅻl
       - Meditation for Viola solo ###
    フォノ第13番~ヴィオラ独奏の為の瞑想曲~
            (2015)   

       <小野富士氏協働制作作品>

演奏時間:約13分

初演:2015年11月19日 
   東京オペラシティ リサイタルホール
    <現音・秋に音楽展2015>
    ~アンデパンダン展 第2夜~
    (主催:日本現代音楽協会)
               
演奏:小野富士


曲は、前半部が形而上的な音楽で、冷徹に推移しますが、
やがてカデンツ様のブリッジを経て、
静かに、しかし心熱く歌う、瞑想曲に入っていきます。
ヴィオラの持つ深みのある熟音とでも言うべき音色と
音楽そのものに籠った情念を感じ取っていただければ幸いです。

尚、この作品の初演の演奏のライヴ録音が、
このほどナクソス・ミュージック・ライブラリーで
お聴きいただけることになりました。
URL:http://ml.naxos.jp/label/GON

そして、まだ私が独奏作品を書いていない多くの楽器の為に、
このフォノ・シリーズを書き重ねていきたいと考えています。
  
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この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)
を通してお問い合わせください。
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