アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第130巻の紹介です。
毎号のお楽しみとなっているNゲージサイズ車両模型は、
四国に渡って装いを新たにした汎用ディーゼル機関車、
DE10形の涼やかな姿です。
それではいつものようにパッケージを解いて、
奥底から第130巻の冊子を取り出してみましょう。
巻頭記事はこのところの恒例通り、
付録模型車両についての解説です。
国鉄末期に四国で初めての本格的なジョイフルトレイン、
「アイランドエクスプレス四国」の牽引機に抜擢されたのが、
汎用ディーゼル機関車DE10形でした。
列車とカラーリングを揃えて
イメージが一新されての登場となったのでした。
続くページは、東京急行電鉄(東急)の軌道線=世田谷線で
旧型電車としては最後まで活躍した古豪、デハ70形んp特集です。
戦中の1942年に製造以来、数々の改造や更新を経ながらも
2000年まで現役で活躍した、長持ち車両でした。
続くページは一転して赤い近代的な車両の写真が目を惹きます。
JR九州が非電化線区の快速用に投入したエース、
キハ200形気動車の特集です。
近郊形電車の気動車版といった趣で、大活躍中です。
「鉄道建築」シリーズでは、豊洲市場への移転で長年の役割を終えた
東京の築地市場と、嘗て一体として存在していた東京市場駅の跡、
東京市場駅跡の特集です。
鉄道輸送そのものは昭和末期に終了しましたが、
鉄道輸送を含めて考慮された構内の構造の合理性は素晴らしく、
築地市場最終日まで立派に機能していたということです。
巻末はいつもの通り、観光列車シリーズです。
愛媛県の予讃線を走る「伊予灘ものがたり」は、
ご当地料理と車窓を楽しむことができる
人気観光列車となっています。
「国産鉄道コレクション」シリーズはまだまだ続きます!