能登半島地震から3ヶ月が経過しました。

 

被災された方々に、あらためてお見舞い申し上げます。

 

避難生活を余儀なくされている方も多いこととお察しいたします。

 

一日も早い復興を陰ながらお祈りしております。

 

そして、各種インフラ等の復旧や各種産業等の復興に携わっておられる方々に、

 

心よりエールを送りたいと思います。

 

 

今日=4月6日、能登半島を走る"のと鉄道"が、

 

能登半島地震の影響による運休からの復旧が実って、

 

全線での運転が再開となりました。

 

嘗ては地域輸送(旅客にしても物流にしても)の根幹を成していた鉄道は、

 

ここ50年余りで自動車輸送(バス、自家用車、トラック輸送)に主役を奪われて、

 

ローカル線の経営の厳しさが全国各地から聞かれる状況が進行してきました。

 

しかし、しっかりと線路は繋がる鉄道という存在が、

 

地域の住民の移動や物流の精神的な根幹として厳然と存在することを、

 

災害からの復旧を取り巻く報道から感じることができます。

 

2011年の東日本大地震・大津波の後の三陸鉄道の全線復旧でも、

 

同様の想いを感じたものでした。

 

鉄道というものの存在の意味を改めて考えてみたいと思います。

 

 
のと鉄道の復旧が実際に効果的に活用されて、また精神的な支えとしても機能して、
 
能登半島方面の皆さまや地域社会の復旧・復興が進んでいくことを祈念いたします。