『サンダーバード』讃!を続けています。
今日は~スパイに狙われた原爆~を取り上げます。
日本では第17話として、英国本国では第7話として放送されました。



この回は、タイトルからも想像できる通り、
スパイ物のテイストが色濃いストーリーです。
実際に、登場人物の人形を、当時関連スタジオに別件で出入りしていた
ロジャー・ムーアをモデルにして造られていたり、
長男のスコットが実は若き日のショーン・コネリーを
モデルにしているらしいこと等、このサンダーバード・シリーズは、
後にスパイ映画の定番シリーズとして絶大な人気を博すことになる
<007シリーズ>と、少なからず因縁があるようです。

この~スパイに狙われた原爆~のストーリーも、
ますで映画のように手の込んだもので、
最初のビル爆発事件のストーリーとはまた別の事件が裏に隠れていて、
二重の展開を見せてくれます。
ロボットが見張る最新設備の大金庫から、アイソトープを盗み出そうという、
とんでもない強奪計画が裏に潜んでいたのです。

細かな演出にも随所に<007シリーズ>や<スパイ大作戦>
に通じるような小ネタも満載で、なかなか楽しめます。

いつも言うようですが、これが実写の人形劇なのですから、
本当に恐れ入ります。

・・・救助現場に着陸するTB1号・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-着陸するTB1号

・・・物語序盤で活躍する防火エレベーター・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-防火エレベーターの活躍