アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第114巻の紹介です。

 

 

毎号お楽しみのNゲージサイズ模型、本号は、

横須賀線に投入された後、長岡運転所にも配属され

「新潟色」と呼ばれる独特のカラーリングを施された

モハ70系の先頭車=クハ76形の雄姿です。

 

 

では、いつものようにパッケージを解いて、

奥底から冊子を取り出しましょう。

 

 

このところの恒例通り、巻頭記事は付録模型の形式の解説になっています。

降雪期の視認性による独自のカラーリングや耐寒耐雪装備を施されたスカ形は、

昭和53年まで走っていました。

 

 

次のページは、新幹線700系の特集です。

JR東海・JR西日本の共同開発によって生まれた

東海道・山陽新幹線の主力車両となった700系は、

1999年の量産開始以来、2006年まで増備が続けられました。

その後は改良型のN700系や更に改良されたN700Aに、

汎用性と経済性を兼ね備えながらも先進的なアプローチが受け継がれています。

 

 

更にページをめくると、今度はセンターキャブ形の機関車の

真っ赤な車体が目に飛び込んできます。

JR貨物HD300形ハイブリッド機関車の特集です。

ディーゼルエンジン、発電機、蓄電池を組み合わせた

人と地球に優しい新世代の入れ換え用機関車です。

 

 

鉄道建築シリーズは、北海道の遠軽駅舎の紹介です。

北海道の鉄道敷設とその衰退の歴史によって、

平地にありながら日本最北のスイッチバック駅となった

遠軽駅は、鉄道マニアには有名なスポットです。

 

 

そして巻末は恒例の"観光列車"シリーズです。

本号では、五能線の"リゾートしらかみ"3編成の内の「橅(ぶな)」編成の特集です。

JR東日本が次世代の非電化線区用として製造した

ディーゼルハイブリッドシステム車両による観光列車です。

世界遺産に誘う観光列車"リゾートしらかみ"を

ゆっくり楽しむ旅をしてみたいものです。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。