アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第104巻の紹介です。
毎号お馴染の付録のNゲージサイズ模型は、箱形の車体で日豊本線を主体に活躍した
電気式ディーゼル機関車の雄、DF50形500番台です。
いつものようにパッケージを解いて、奥底から冊子を取り出しましょう。
巻頭記事は、付録模型の形式の紹介が定着しています。
DF50形ディーゼル機関車500番台は、一時期には、寝台特急「彗星」を牽引して、
ブルートレインの先頭に立っていた懐かしの名機です。
次のページには、2007年にデビューしたハイグレード車両、
JR東日本E655系交直流電車の特集です。
お召し列車にも使用される格調高い姿は必見です。
更にページをめくると、今度はJR貨物の電機の登場です。
ハイテクを満載した高性能電機、EF200形直流電気機関車の特集です。
1980年代後半に製造されましたが、
実は同時に開発されていた交直流のEF500形と、
非電化線区向けのED500形は、量産されませんでした。
1990年代に入ってからの景気低迷による貨物輸送量の減少の影響でした。
次のページは、定番記事シリーズ"鉄道建築"の駅舎紹介で、九州の伊万里駅舎の特集です。
JR九州と第三セクターの終着駅が、国道を挟んで向かい合っているという、
珍しい不思議な構造が特徴です。
巻末は観光列車紹介シリーズが続いています。
本号では、日本初の2階建気動車を組込んだリゾートトレイン、
クリスタルエクスプレスの特集です。
JR北海道苗穂工場製で、冬季はスキーリゾートへ、
夏季は富良野などへ、観光客を運んでいます。
「国産鉄道」コレクション、まだまだ続きます。