アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第56巻の紹介です。

100系新幹線電車121形5000番台

目玉のNゲージサイズ模型の付録は、
久しぶりに新幹線の車両で、
100系新幹線電車121形5000番台、
山陽新幹線の"こだま“仕様に改装された後の
先頭車でした。

「国産鉄道」第56巻パッケージ

いつものようにパッケージを解いて、
冊子のぺージをめくっていきましょう。

第56巻冊子

巻頭記事は、久しぶりに私鉄の通勤形電車です。
日本初のオールステンレス車両として一世を風靡した
東急7000系が、後年に更新改造を施されて
現在まで現役の車両もある7700系の特集は、
私の地元を走る車両でもあります。

東急7700系

続くページは一転して蒸気機関車の登場です。
国鉄史上最大両数が製造された蒸気機関車、
D51形の特集でした。
今でも動態保存機があり、国民的人気者ですね。

D51形蒸気機関車

更にページをめくると、
元祖第三セクターとも言える地方振興鉄道だった
岩手開発鉄道の貴重な記事でした。

岩手開発鉄道

更に、北海道の留萠本線の記事が続きます。
嘗てはニシン漁で興隆を極めた線区です。

留萌本線

そしていよいよ巻末に本号の主役の登場、
新幹線で史上最も豪華な車両と言える
100系の特集記事でした。
特に本号では、山陽新幹線の"こだま"仕様に改装された
後の5000番台にも焦点を当てた記事になっていました。

100系新幹線電車

付録のNゲージサイズ模型は、
その5000番台の先頭車を見事の再現した
100系新幹線電車121形5000番台でした。
なかなかスマートですね。

100系新幹線電車121形5000番台