アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第40巻の紹介です。

マイテ49形一等展望客車

今回は第40巻になります。本号の付録は、
縁起物と言えるような古(いにしえ)の豪華客車、
マイテ49形一等展望客車客車のNゲージサイズ模型です。

「国産鉄道」第40巻冊子

今日は、パッケージを開けて、
いきなり冊子を開いてみましょう。

巻頭記事は、初の北海道専用特急電車として製造された
781系特急型電車の特集記事でした。

781系特急型電車

続くページには、国鉄の「お召し列車」の最後を飾った
名車=1号御料車の懐かしい写真と記事が並んでいました。
かつて原宿の皇室専用ホームからときどき発着していた
機関車+5両編成の雄姿を知る人も、
今ではかなり少なくなってきました。

1号御料車

硬派の記事も充実しています。
小林一三が主導して、現・阪急電鉄の前身、
箕面有馬電気軌道=箕有電車の事業展開が
分かり易く解説されていました。

鉄道会社と沿線開発2

鉄道の対価というテーマの記事も、
普段何気なくお世話になっている定期券や乗車券
について考えさせてくれました。

鉄道の対価

そして巻末に本号の主役の登場です。
鉄道の黄金時代の殿(しんがり)を務めた名優、
マイテ49形一等展望客車の特集記事です。

昭和初期から戦後の高度経済成長期まで、
電車特急の勃興に主役の座を明け渡すまでの、
古き良き鉄道の黄金時代の看板特急列車の最後尾を
飾っていた名車中の名車、憧れの存在でした。

マイテ49形特集記事

そしてお待ちかねのそのNゲージサイズ模型を
開けてみましょう。ほ~ら・・・
ご覧の通り、なかなか精巧な出来栄えです。
タイムマシンがあったら乗ってみたいな~!!!

マイテ49形一等展望客車